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JRA日本ダービー(G1)武豊サトノフラッグは4番人気大敗……「いいときの脚が使えなかった」春G1すべて人気以下の大不振

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サトノフラッグ JBISサーチより

 31日、日曜東京のメイン・日本ダービー(G1)は福永祐一騎手の1番人気コントレイルがD.レーン騎手のサリオスとの2強対決を制して優勝し、無敗の2冠を達成した。

 2頭の対決に盛り上がりを見せた一方で、武豊騎手とのコンビでディープインパクト記念弥生賞(G2)を快勝したサトノフラッグ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)は11着に終わった。

 サトノフラッグがディープインパクト記念を勝利した際には「ディープと同じ感じで当時を思い出しました」と武豊騎手も絶賛し、未勝利戦と1勝クラスで騎乗したO.マーフィーも「ダービーが目標になる」と高く評価した馬だった。

 未勝利戦をレコード勝ちした東京競馬場にコースが替わることも好材料に思われたサトノフラッグには、巻き返しの期待がかかっていた。2番人気に支持された皐月賞では5着に敗れたとはいえ、鞍上に再び武豊騎手を迎えた日本ダービーは4番人気の支持を受けた。

 7枠15番からスタートしたレースでは、出たなりのまま後方に待機。直線に入り武豊騎手が鞭を入れるも反応しなかった。勝負どころでスッと好位に上がるいつもの脚はなく、精彩を欠く内容だったといえるだろう。これについては武豊騎手も国枝調教師も「いいときの脚が使えなかった」と首をかしげるコメントを残した。

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 だが、ダービーのサトノフラッグの大敗だけでなく、武豊騎手にとって春のG1開催は非常に厳しい結果となっているのも事実だ。今年のG1レースで9鞍に騎乗しているが、すべて人気より下の着順に敗れている。

「NHKマイルC(G1)で騎乗して13着だったサトノインプレッサが乗り替わった坂井瑠星騎手で4着と好走しているのも、今年の武豊騎手の大舞台での不振を象徴している結果かもしれません。

G1で武豊騎手が馬券に絡んだのは桜花賞(G1)のレシステンシアのみと不振を極めていますが、このときも勝ったのは無敗の牝馬2冠のデアリングタクトだったように運もありませんでした。

ダービーの前の東京10Rむらさき賞(3勝クラス)では、7番人気ウインガナドルで鮮やかな逃切り勝ちを見せたように腕に衰えはないです。今は我慢のときということでしょう」(競馬記者)

 振り返ればマイラプソディ、アドマイヤビルゴ、サトノインプレッサなど、クラシックでパートナーの候補といわれた馬がことごとく結果を残すことが出来なかった。これも武豊騎手の不振と無関係とはいえないだろう。

 来週の鳴尾記念(G3)では、昨年の菊花賞(G1)2着からの復帰となる素質馬サトノルークスに騎乗する武豊騎手。好結果を残して、反撃の狼煙をあげたいところだ。

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