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JRA秋の中山開催で押さえるべきポイントはコレ! 騎手・調教師・馬主・コース・人気を徹底検証!

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 今週から秋の中山開催が開幕する。4月以来5か月ぶりの中山だが、秋のG1シーズンに向けて重要なレースが多く行われることもあり、出走馬のレベルもグッと上がってくる。ファンとしても夏競馬から心機一転、ここから馬券で結果を出していきたいところだろう。

 そこで秋の中山競馬を攻略する様々なデータを紹介していきたい。

■騎手
まずは馬券の要である騎手だ。2020年の中山トップ10は以下の10名。

ルメール 20勝 勝率27.0 連対率43.2 複勝率55.4
デムーロ 15勝 勝率14.7 連対率23.5 複勝率35.3
三浦皇成 15勝 勝率18.1 連対率27.7 複勝率41.0
石橋脩  14勝 勝率11.2 連対率22.4 複勝率30.4
横山典弘 13勝 勝率17.8 連対率31.5 複勝率43.8
田辺裕信 12勝 勝率 7.6 連対率20.9 複勝率35.4
大野拓弥 12勝 勝率 7.0  連対率14.5 複勝率22.1
北村宏司 12勝 勝率 8.6  連対率16.5 複勝率22.3
武藤雅  10勝 勝率 7.6  連対率15.2 複勝率24.2
横山和生 10勝 勝率 8.4  連対率11.8 複勝率16.8

他の注目騎手
川田将雅 4勝 勝率50.0 連対率62.5 複勝率87.5
武豊 5勝 勝率20.8 連対率37.5 複勝率50.0
藤井勘一郎2勝 勝率15.4 連対率30.8 複勝率30.8

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 関西所属ながらルメールは勝率・連対率ともに圧巻の安定度。それだけの馬に乗っているのもあるが、馬券を購入する立場からは安心できる。日本人では横山典弘騎手の連対率31.4%を評価したい。複勝率もこの中では2位であり、2着3着には必ず押さえておきたいタイプだ。続いて三浦皇成騎手もオススメの騎手。中山芝の勝率は全競馬場の中で断トツの1位、中山ダートも勝率20.8%・連対率33.3%と非常に高い。成績的には他の競馬場よりも得意にしている印象が強く、中山でこそ勝負したいジョッキーだ。

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 また騎乗数は少ないものの、抜群の成績をおさめているのが関西所属の川田将雅騎手と武豊騎手。川田騎手の勝率50%・連対率62.5%・複勝率87.5%はさすがといえる数字で、中山遠征時はかなりの勝負馬を揃えてくるとみていい。そして武豊騎手も勝率・連対率ともに上々の数字だ。

■調教師

 今年の中山開催でトップの11勝をあげている戸田厩舎を筆頭に、連対率が41%の堀厩舎、同37%の国枝厩舎、同30%の中舘厩舎、同29.8%の木村厩舎などかなりハイレベル。

戸田博文 11勝 勝率19.0 連対率24.1 複勝率41.4
中舘英二  9勝 勝率16.4 連対率30.9 複勝率38.2
堀宣行   9勝 勝率23.1 連対率41.0 複勝率51.3
田村康仁  9勝 勝率14.8 連対率24.6 複勝率29.5
木村哲也  9勝 勝率19.1 連対率29.8 複勝率38.3
国枝栄   7勝 勝率16.3 連対率37.2 複勝率41.9
藤沢和雄  7勝 勝率16.3 連対率20.9 複勝率37.2
斎藤誠   6勝 勝率10.2 連対率20.3 複勝率30.5
田中博康  6勝 勝率16.2 連対率24.3 複勝率40.5
鹿戸雄一  6勝 勝率11.3 連対率15.1 複勝率26.4

他の注目調教師
清水久詞  4勝 勝率28.6 連対率57.1 複勝率57.1
須貝尚介  3勝 勝率30.0 連対率40.0 複勝率60.0
安田隆行  3勝 勝率23.1 連対率38.5 複勝率38.5

 まず狙いは穴っぽいところで中舘厩舎のダートだ。今年全競馬場でもっとも多い8勝をあげ、勝率17%・連対率31.9%だが、出走数は全競馬場でもっとも多い47回。中山ダートに力を入れて実際に結果を出していることになる。東京ダートがほぼ同じの出走回数44回とほぼ同じ回数で勝率9.1%・連対率15.9%なのだから、やはり中山ダートに強いといって間違いない。

 国枝厩舎も中山ダートは連対率42.9%とこちらもダートが特に買いで、木村厩舎は芝が連対率34.4%でダートは20%なので、木村厩舎は芝狙いが定石。そして堀厩舎は驚くことに中山ダートは未勝利で2着もなし。芝に絞れば勝率26.5%・連対率47.1%と驚異の成績だ。

 最後に関西からの遠征馬も要注意。清水久詞厩舎、須貝尚介厩舎、安田隆行厩舎は今年少ない中山遠征で結果を出しており、ゲンを担いで9月も遠征がありそう。中でもこの3つの厩舎は中山ダートで連対率40~57%の好結果を残しており、このデータは覚えておきたいところ。

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