
JRA川田将雅“人格改造”「なんで使ってきたんだ」から改心!? 秋華賞(G1)出走への望みを懸け松田国英厩舎からソフトフルートが出走
あのマツクニこと、名伯楽・松田国英調教師も来週9月28日で70歳の節目を迎える。
かつてはキングカメハメハやダイワスカーレット、タニノギムレットやクロフネといった歴史に残る名馬を次々と輩出した名伯楽も、JRAの規定によって今年が調教師としてのクラシックラストイヤーとなる。
そんな師が今週、夕月特別(2勝クラス)に登録してきたのが、川田将雅騎手で出走を予定しているソフトフルート(牝3歳)だ。
オーナーは、世界に名をはせるゴドルフィン。日本でも、ファインニードルやタワーオブロンドンなどのG1馬を所有しており、「ゴドルフィンブルー」といわれる青の勝負服で有名だ。
あまり記憶にない松田調教師と川田騎手のコンビだが、『アサ芸プラス』(徳間書店)の記事で報じられているような事も原因としてあったのだろうか。
記事によると、以前の川田騎手はその傲慢な態度から、競馬サークル内での印象が良くなかったという。トラックマンに「お前は」や、調教師にも「走れる状態じゃないのに、なんで使ってきたんだ」と、不満をあからさまにぶつけていたというから驚きだ。
ただ、そんな川田騎手も近年になって改心。「今はそんな光景(傲慢な態度)は見られず、人当たりがよくなった」との事で、必然的にいい馬が回ってくるようになったと推測されている。
最近ではトップジョッキーの仲間入りを果たし、リーディング上位に君臨する川田騎手だが、“人格改造”によって自ら掴み取った地位といえるだろう。
松田厩舎と川田騎手といえば、師が競馬ライターの平松さとし氏の取材に「ハギノリュクスとタイムフライヤーの2頭出しで、最後にひと花咲かせたいと考えていますよ」と期待を寄せるハギノリュクスも、前走から川田騎手に乗り替わりとなった。
当時、ハギノリュクスはまだ未勝利戦をやっと勝ったばかり。それにも関わらず、G1馬タイムフライヤーと並べて名前を出した事からも、ハギノリュクスと川田騎手とのコンビに対する期待の大きさがうかがい知れる。
実際に、ハギノリュクスも含め「川田将雅×松田国英」のコンビは、2018年5月19日のマイスターシャーレから11戦連続で馬券圏内を外していない。松田調教師の信頼も厚いはずである。
また、川田騎手の「騎乗スタイル」も以前とは変化。『アサ芸プラス』の記事では「馬のリズムを重視」「自分でペースを作る」ように変わったというが、これには1頭の名馬との出会いが関係しているようだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 【NHKマイルC(G1)予想】ジャンタルマンタルは皐月賞の反動があるとみて消し! 出走唯一の連勝馬に着目
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
関連記事
JRA川田将雅ガロアクリーク「菊花賞(G1)回避」は大歓迎!? 角居勝彦調教師、最後のクラシック「秘密兵器」はディープインパクト産駒の長距離砲
JRA国枝栄調教師「これはマズいな」ブルメンダール“やり過ぎ”オッズに困惑!? 川田将雅「接戦を制するあたりは、やはり能力の高さ」晩成血統に底知れぬ可能性
JRA川田将雅「歌舞伎マスク」は市川海老蔵プロデュース!? ローズS(G2)“隈取マスク”初登場に「怖い」の声も、本人が明かした意外な理由
川田将雅「デアリングタクトに挑戦できる器」VS元JRA安藤勝己「牝馬3冠は揺るぎない」ローズS(G2)リアアメリア復活勝利も見解に大きな隔たり
JRA武豊・凱旋門賞でインティ南部杯(G1)「代役」川田将雅が急浮上!? 1番人気15着大敗「変な競馬になってすみません」から1年、汚名返上の機会は……