JRAサリオスに並ぶ「鉄板級」軸馬発見! 毎日王冠(G2)極悪馬場を味方につける「穴馬」が馬券攻略のヒント! 「マル秘情報」でアノ馬の作戦も浮き彫りに

11日、東京競馬場で毎日王冠(G2)が開催される。天皇賞・秋(G1)、マイルCS(G1)につながる1800mで行われる伝統の一戦だ。今年の目玉は3歳牡馬No.2のサリオスだろう。圧倒的な1番人気が予想されるだけに、馬券のキモとなるはずだ。また、雨の影響で馬場状態がかなり荒れることも考慮する必要がある。
過去10年の3連単平均配当は12万2208円で、荒れやすいレースと言えるだろう。30万馬券が3度飛び出す一方で、昨年は1000円という超低配当だったことも忘れてはならない。これを踏まえた上で、「強力現場情報」をもとに毎日王冠をハナビ杉崎が攻略する。

まず「◎」はサリオス(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)だ。
皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)2着の実績は見過ごすわけにはいかない。コントレイルさえいなければ、無敗の2冠馬となった資質は初の古馬対戦でも通用すると見る。
「追い切り後の馬体重は544キロですが、太目感はありません。前走のダービーは距離が長かったので、適性距離で改めて力を発揮してくれるはずです。雨予報について陣営は『道悪をこなせるかどうかは、気性によるものが大きいと思う』と話しており、スムーズな競馬ができれば、勝ち負け必至です」(競馬記者)
コントレイルは神戸新聞杯(G2)を快勝し、無敗の3冠馬に王手をかけた。世代No.2として、ここで負けるわけにはいかないだろう。

次に「〇」はダイワキャグニー(セン6歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)だ。
前走は不良馬場で行われたエプソムC(G3)を快勝。同じコース条件、近い馬場状態で結果を残していることは信頼できる。
「以前は力むところがありましたが、去勢の効果で解消しました。オーバーワークを避けるために直前は坂路で追いましたが、動きは良かったです。時計のかかる馬場は合うと思うので、楽しみですね」(厩舎関係者)
今回、去勢明け初戦となるが、最終追い切りで坂路の自己ベストを叩き出すなど、調子は良さそうだ。更なる進化を遂げた可能性もあるだけに、サリオスを脅かす存在となるかもしれない。
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