GJ > 競馬ニュース > 阪神JF「大荒れ」300万馬券の再来!?
NEW

JRA阪神JF(G1)「大荒れ」300万馬券の再来!? ソダシ、サトノレイナス、メイケイエール「3強」が揃って消える悪魔のシナリオ

【この記事のキーワード】,

JRA阪神JF(G1)「大荒れ」300万馬券の再来!? ソダシ、サトノレイナス、メイケイエール「3強」が揃って消える悪魔のシナリオの画像1

 13日に阪神競馬場で行われる2歳女王決定戦・阪神ジュベナイルF(G1)は、比較的「荒れないG1」として知られている。

 実際に2018年は1、2、4番人気で決着。2017年も2、3、4の上位人気、2016年に至っては1、2、3番人気と順当な決着。昨年のレシステンシアを始め、クロノジェネシスやラッキーライラック、リスグラシューなど翌年の牝馬クラシックでも活躍し、今年のトレンドになった「強い牝馬」がここから巣立っているのだから、ある意味では当然の結果と言えるのかもしれない。

 しかし、そんな中で飛び抜けて大荒れした年がある。3連単304万7070円を記録した2012年だ。

 この年は5、15、10番人気で決着し、中心視されていた1~3番人気が全滅。ある意味、大荒れの原因となってしまったのは、アルテミスSを勝った1番人気コレクターアイテム、2連勝中だった2番人気サンブルエミューズ、ファンタジーSを勝った3番人気サウンドリアーナが揃って飛んだからだ。

 結果だけを見れば、この3頭は今年の「3強」に酷似していなくもない。

 1番人気が濃厚なソダシはアルテミスSの勝ち馬であり、2番人気が濃厚なサトノレイナスは2連勝中、3番人気が濃厚なメイケイエールはファンタジーSの勝ち馬というわけだ。

 人気的に抜けた3強だけに、重箱の隅を楊枝でほじくることになるが、ソダシは鞍上の吉田隼人騎手が昨年のNHKマイルC以来のG1騎乗。サトノレイナスは前評判やC.ルメール騎手など人気先行型であり、メイケイエールに至ってはご存知の通り、あの気性である。

 元々キャリアの浅い2歳牝馬同士の争いだけに、ここ数年は平穏な決着でも、一歩間違えれば大きく荒れても不思議ではないレースと言えるだろう。

 では逆に、2012年に3連単300万馬券を演出したローブティサージュ、クロフネサプライズ、レッドセシリアに注目したい。

 まず1着となったローブティサージュの前走はファンタジーS・2着。勝ったサウンドリアーナが3番人気なのだから、5番人気は順当な評価だったと言えるだろう。

 今年は、オパールムーン(牝2歳、栗東・昆貢厩舎)がファンタジーS・2着を経て出走している。ファンタジーSでは出遅れながらも、上がり最速となる33.5秒の末脚でメイケイエールに3/4馬身差に迫った。スタートさえまともなら、逆転があっても驚けない。

 あくまで現時点だが『netkeiba.com』の事前予想では、メイケイエールが3番人気でオパールムーンが5番人気と、2012年と酷似。1着予想で検討できる逸材だ。

JRA阪神JF(G1)「大荒れ」300万馬券の再来!? ソダシ、サトノレイナス、メイケイエール「3強」が揃って消える悪魔のシナリオのページです。GJは、競馬、, の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 全国リーディング6位のトップ騎手が重賞1番人気「11連敗」の泥沼…菊花賞(G1)権利取り失敗の日本ダービー3着馬に黄色信号
  2. 【スプリンターズS(G1)】何故「絶好調」ナムラクレアは敗れたのか。レース後、調整過程に起こった変革。まさかの5着に終わった昨年の裏事情とは
  3. 天皇賞・秋(G1)「最強馬問題」がついに決着か、イクイノックスとドウデュースの直接対決がついに実現…ズバリ勝つのはどっち?【GJ読者アンケート】
  4. 東西最終レースに未来のダート女王候補登場か? 武豊主戦のインゼルレーシング所有馬とキャロットファームのドゥラメンテ産駒に熱視線
  5. 「武豊超え」に燃える横山典弘、スプリントG1・6勝の名伯楽が「横山マジック」に託す
  6. ダービー3着馬が菊花賞前に「不戦敗」の危機、権利取り失敗も陣営は巻き返しに意欲…混戦ゆえに浮かび上がった最悪のシナリオ
  7. スプリンターズS(G1)横山武史「史上2人目」大記録達成に王手! 相性抜群パートナーと臨む舞台で武豊、C.ルメール、川田将雅超えなるか
  8. 凱旋門賞はなぜ「日本の夢」であり続けるか。「名馬の墓場」と世界から侮蔑の眼差しを受けた過去を乗り越えて 〜スルーセブンシーズの孤独な挑戦〜
  9. 1日5勝の川田将雅さえ霞む池添謙一のW神騎乗! 15番人気→10番人気でWIN5「歴代5位」4億2878万3320円演出&菊花賞切符ゲットの大仕事!
  10. 審議長引いた「斜行体当たり」も降着なし 横山武史「コメントしないから!」に現場騒然 「帰国」J.モレイラも心中複雑!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】