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元JRA藤田伸二氏「置いてきぼり」大塚騎手に同情……木村哲也調教師のパワハラ問題に「本人はあまりピンと来てない」

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 年明け早々、競馬界が揺るがした木村哲也調教師による大塚海渡騎手へのパワハラ問題。

 師弟関係にある両者だが、12日に大塚騎手サイドが「これまで度重なる暴言、暴行を受けた」として、木村調教師に850万円余りの損害賠償を求める訴訟を起こし、20日には第1回口頭弁論が行われる見込みだ。

 大塚騎手サイドは、木村調教師の行き過ぎた教育がパワハラになったと主張しているが、一方で大塚騎手にも未熟な面があったことなどが取り沙汰され、木村調教師が謝罪や再発防止の対応などを拒否しているとの報道もあり、事態の決着は長期化が予想されている。

 そんな中、元JRA騎手の藤田伸二氏が自身のTwitterを通じて、この問題への見解を示している。

 現場の関係者から情報を得た藤田氏は、木村調教師の指導に行き過ぎた面があったとしながらも、大塚騎手に対しても「技術面で未熟なところもあると思う」と、ある程度は厳しく指導されても仕方がなかった可能性を指摘。現役時代に1918勝した名手だからこそ見える問題点もあるようだ。

「今年でデビュー3年目の大塚騎手ですが、昨年は最初の騎乗レースで落馬負傷。以後、まだ復帰できていない状況が続いています。ただ、ルーキーイヤーとなった一昨年は177回騎乗して、11回も制裁を受けていました。これは『制裁率』という点では全騎手ワーストの数字です。

現役時代には毎年のようにフェアプレー賞を受賞し、特別模範騎手賞(勝利数、獲得賞金額、勝率各部門の内5位に入り、かつ制裁点が0点)を唯一2度も達成している藤田さんだけに、大塚騎手の制裁の多さはやはり小さくはない問題と考えているようですね」(競馬記者)

 ただ、その一方で「親と木村調教師だけの話になっているんじゃないか」と本件の問題点も指摘している。

 実際に被害届こそ大塚騎手の名義だが、本人が昨年から落馬負傷によって戦線離脱中ということもあり、メディアへリモート会見を行ったのは大塚騎手の父親にあたる大塚哲郎氏と代理人弁護士だった。

「大塚騎手はまだ20歳の青年。おっとりした性格もあって、藤田さんも『本人はあまりピンと来ていないと聞いている』と指摘されていました。

というのも大塚騎手の父・哲郎さんは勢司和浩厩舎の調教助手で、かつて木村調教師が勢司厩舎で研修していた際には指導した間柄。旧知の仲だけに、問題がよりこじれてしまっている可能性があると思います」(同)

 これには藤田氏も、父親と師匠の板挟みのような大塚騎手について「同情したいかな」と配慮。本人の意思が誇張される形で、問題が独り歩きしてしまっているのかもしれない。

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