甘デジ「5連チャン確定」がループする“歓喜”のスペック！強力な時短性能を内蔵した「打ち手を魅了する」マシン!!

　世の中、興奮することっていっぱいあるがやっぱり一番興奮するのは「対決」する時である。主人公vs最強の敵、仲間vsラスボス、主人公グループvs常識外れの数の敵、最終決戦など、主人公周りで発生する戦いはもちろんのこと、実は「敵同士の対決」のほうが盛り上がったりするのである。

　ドラゴンボールのナメック星編、スラムダンクの陵南vs海南、弱虫ペダルの新開vs御堂筋、ジョジョ5部のディアボロvsリゾット、修羅の門の海堂vs片山右京、キン肉マンの悪魔将軍vsザ・マン、ちょっと違うかもしれないがクローズの一年戦争編、刃牙の愚地克己vs花山薫、ハンターハンターのクロロvsシルバ＆ゼノと枚挙に暇がない。

　主人公の戦いとは趣きが異なりながら物語や展開に刺激的なスパイスを与え、見る者を興奮させる、「敵vs敵」のバトルは激アツなのである。敵と敵との戦いが激アツであるならば、『PA貞子vs伽椰子 頂上決戦』もまた激アツということになろう。

　ジャパニーズホラームービーを代表する2人が相対峙するこのタイトルは2019年に登場し、時短で当たれば3連チャン、その後も75％でモードがループする強力な出玉性が特徴となっていたが、その流れが甘デジにも受け継がれている。

　大当り確率1/99.9で引き当てた初当り後は時短1回+残保留1回のチャレンジゾーンに。時短で展開する「頂上決戦」で自キャラが勝利すれば、5回当るまで時短100回が継続する「Sadakaya Armageddon（SA）」に突入する。

　時短1回の抽選で外れた場合には残保留1回の「貞子ナイトメア/伽椰子ジェノサイド」に移行。貞子か伽椰子の自キャラ選択で演出が異なるチャレンジゾーンである。時短+残保留による初当り後の連チャンモード突入率は約35％となっている。

　このように、突入率は低いが時短当りの恩恵は3連チャン→5連チャンとパワーアップ。右打ち中の大当りは約半分が最大ラウンド（約600発）。また、2回目以降の残保留は4個となるので、引き戻し率も大幅にアップ（初回約19.8％→2回目以降約57.8％）し、爆発力への期待度は並々ならぬものである。

　これだけでも充分に可能性を感じられるスペックであるが、それにくわえて遊タイムも搭載されている点も見逃せない。大当り間で297回消化すると200回の時短が発動。右打ち中の確率が1/5.4なので遊タイム突入＝ほぼ大当りである。

　さらに、右打ち中の大当りは時短1回+残保留4回の連チャンモードが約束されるため、実質的には遊タイム突入＝いゆわるRUSH突入と同義となるのである。初当りからのRUSH突入率が低く設定されている分、本機の遊タイムのメリットは非常に濃厚なものとなっている。

　モチーフもゲーム性もわくわくしかない『PA貞子vs伽椰子 頂上決戦FWA』で強力な破壊力を楽しもう。

（文＝大森町男）

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