JRA武豊ディープモンスター「コンビ解消」濃厚か!? 代打候補に負の連鎖で地獄を見た男が起死回生の大チャンス?

DMMドリームクラブの発表によると、ディープモンスター(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)は、皐月賞(G1)で鞍上が未定となっていることが分かった。同馬は先月行われたすみれS(L)を直線外から豪快に突き抜けて快勝。直行で向かう皐月賞でも有力馬の1頭と見られている。
レース後に武豊騎手が「3勝目ができてほっとしました。これでクラシックは賞金的に大丈夫でしょう」とクラシックを意識したコメントを残しており、コンビ続行するのではないかと考えられていた。それだけに、デビューから手綱を執り続けていた武豊騎手の名前がなく、未定と発表されたのは気になる材料だ。
この背景にあるのはやはり、武豊騎手のもう1頭のお手馬であるヨーホーレイクの存在だろう。ディープモンスターが素質馬であることに違いはないが、まだすみれSを勝ったばかり。
これに対し、ヨーホーレイクは敗れたとはいえきさらぎ賞(G3)を2着、昨年末のホープフルS(G1)を3着と実績で上回る。まだ正式に発表されたわけではないといえ、こちらを選択したとしても不思議ではないだろう。
だが、ディープモンスター陣営に懸念されるのは、このまま武豊騎手とのコンビ解消となった場合、鞍上問題が発生することだ。クラシック本番が刻一刻と近づく中、トップジョッキーは有力馬を抱えており、確保は困難な状況。ディープモンスターは武豊騎手に主戦を任せていたように期待の大きな馬である。武豊騎手に匹敵するパートナー探しが急務となる。

そこでコンビ結成の可能性があるのではないかと名前が挙がって来たのがM.デムーロ騎手だ。
デムーロ騎手は、タイムトゥヘヴンとのコンビを組んだ京成杯(G3)で2着に入ったが、ランドオブリバティと挑んだきさらぎ賞(G3)で3着に敗れた三浦皇成騎手と、人馬が入れ替わるというパートナー交換が、それぞれの陣営から発表された。
しかし、コンビ実現を前に先週の日曜中山8Rで斜行により、騎乗停止処分を受けたため、ランドオブリバティが予定しているスプリングS(G2)に騎乗が不可能となった結果、一度は降板したはずの三浦騎手が再び鞍上に戻ることとなった。
つまり、デムーロ騎手は今のところ皐月賞に騎乗予定馬がいないということになる。
「京成杯で敗れたタイムトゥヘヴンと、きさらぎ賞で敗れたランドオブリバティ。各陣営がそれぞれの騎手の騎乗に不満を持っていたことが、人馬入れ替えに繋がったと見られていました。デムーロ騎手の騎乗停止という予期せぬアクシデントから、一度はクビを宣告された三浦騎手が再登板するという意外な結果に落ち着きました。
ディープモンスターはDMMドリームクラブの所属馬。同じ所属馬のラヴズオンリーユーの主戦をデムーロ騎手が務めていましたが、京都記念(G2)では川田将雅騎手に乗り替わって復活勝利を飾った経緯もあります」(競馬記者)
三浦騎手が電撃的な和解でコンビ解消から一転して復縁したとなると、関係は良好とは言い難いとはいえ、同じくDMMドリームクラブが、ディープモンスターの鞍上にデムーロ騎手を起用する可能性は十分に考えられる。
近年は、かつての輝きを失いつつあるデムーロ騎手。お手馬からの降板、騎乗停止と負の連鎖が続きという地獄を見たが、大舞台での神懸かり的な騎乗ぶりはまだまだ魅力的。
このまま武豊騎手が乗れない事態に陥るようなら、代打を任せるにはもってこいの騎手といえるかもしれない。
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