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JRA「迷走」サリオス安藤勝己氏VS堀宣行調教師で意見真っ二つ……「何度も言うけど、マイルじゃ忙しい」「能力を出すのに何の問題もない」世代No.2の本当の姿は

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サリオス 松山弘平騎手 撮影:Ruriko.I

 先週行われた春のマイル王決定戦・安田記念(G1)で3番人気に支持されたサリオス(牡4歳、美浦・堀宣行厩舎)は、ほとんど見せ場をつくることもできずに8着に敗れた。

 昨年、無敗の三冠を達成したコントレイルの最大のライバルと評されているサリオス。昨秋の毎日王冠(G2)から勝ち星に遠ざかっているものの、今回の安田記念では昨年の最優秀短距離馬グランアレグリア、一昨年の最優秀短距離馬インディチャンプに次ぐ3番人気に支持されていた。

 それもグランアレグリアこそ抜けた人気だったが、インディチャンプの単勝7倍に対して、サリオスは7.9倍。これだけを見ても、ファンの期待が如何に高かったのかが窺える。重賞2勝を含む連対率100%の東京、G1勝ちのあるマイル戦であれば頂点に立てるだけの器と見込まれての支持だった。

 しかし、レースでは松山弘平騎手の「スタートからトモ(後肢)の踏ん張りが利かず、取りたいポジションを取れませんでした」との言葉通り、スタートからダッシュがつかずに後方から。「もう少しいい位置で脚を溜めたかった」と悔やむからには、完全に想定外の展開だろう。次々に前へ入られて好枠と思われた1枠1番が仇になると、最後の直線を迎えた時には、ほぼ勝ち目なしといった状況だった。

「松山騎手が『陣営が上手く調整してくれた』とコメントしていた通り、状態は決して悪くなかったと思います。それでも行き脚がつかなかったことで、レース後にはファンからは今回の安田記念参戦に懐疑的な声も聞かれますね。

堀宣行調教師も『東京マイルは、この馬の能力を出すのに何の問題もないコース、言い訳できないコース』と意気込んでいただけに、陣営のショックも小さくはないと思います」(競馬記者)

 2歳時にマイル戦を3連勝し、朝日杯フューチュリティS(G1)を勝利。世代の頂点に立ったサリオスだが、常々「本当にマイルがベストなのか」という疑問が付きまとっていた。

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