GJ > 競馬ニュース > 松山弘平「有言実行」も明暗ハッキリ?
NEW

JRA松山弘平サリオス「有言実行」も川田将雅と明暗ハッキリ!? 大阪杯(G1)「着外ラッシュ」でリーディング沈没の危機

【この記事のキーワード】, ,

JRA松山弘平サリオス「有言実行」も川田将雅と明暗ハッキリ!? 大阪杯(G1)「着外ラッシュ」でリーディング沈没の危機 の画像1

 4日、阪神競馬場で行われた大阪杯(G1)は、4番人気のレイパパレが優勝。鞍上の川田将雅騎手は先週の高松宮記念(G1)をダノンスマッシュで勝利しており、2週連続のG1制覇と絶好調だ。

 大阪杯当日の阪神競馬場は、昼過ぎからの雨で重馬場。レースでは逃げたレイパパレが最後の直線で外に持ち出すと、最後は後続を突き放し4馬身差で圧勝している。

 キャロットファームの秋田博章代表も「道悪でペースも速かったが、直線で外(馬場のいいところ)を走らせたのはジョッキーの絶妙な判断だったね」と鞍上の好騎乗を絶賛。川田騎手の判断が光ったレースでもあった。

 この日、3勝を挙げた川田騎手は今年37勝。リーディングでも福永祐一騎手を追い抜き、3位へと浮上している。

JRA松山弘平サリオス「有言実行」も川田将雅と明暗ハッキリ!? 大阪杯(G1)「着外ラッシュ」でリーディング沈没の危機 の画像2

 一方この日、1勝もできないどころか一度も馬券に絡めなかったのが、現在リーディング2位の松山弘平騎手だ。この日は8鞍に騎乗するも4着が最高と冴えない結果に終わった。

 松山騎手は先月27日の日経賞(G2)でカレンブーケドールに騎乗し、斜行したことが原因となり4月10日から18日まで騎乗停止。川田騎手とは、6勝差まで迫られているだけに、今週、来週で入れ替わる可能性も十分にある。

 大阪杯でも、3番人気のサリオスに騎乗し、レース前には「内枠をうまく生かして、1着を狙いたいと思っています」と意気込んでいたが5着と敗れてしまった。

「同条件の9R明石特別では、逃げたニホンピロスクーロが馬場の最内を通って8馬身差の圧勝。大阪杯のサリオスは3番人気と上位2頭には劣るという評価をされていた馬ですから、松山騎手も一発を狙ってのイン突きだったのではないでしょうか。

ただ、降り続く雨で馬場の内も相当悪くなっていたと思われます。結果論ですが、馬場を読み違えた部分もあるのかもしれませんね」(競馬記者)

 最後の直線では、外に持ち出した川田騎手とは対照的に、松山騎手はインを強襲。レース後「思ったレースはできましたが、馬場が悪くなっていて苦しくなりました」と語ったように、想像以上にぬかるんだ馬場は誤算だったのかもしれない。

 外を選んだ川田騎手と内を選んだ松山騎手はコース取りでもハッキリと明暗が分かれた。とはいえ、松山騎手が騎乗したサリオスの目標は安田記念(G1)であり、元JRAジョッキーの安藤勝己氏も「サリオスはお腹周りに余裕があった。距離はともかく本格化は先って印象を受けたし、今日の状態だと良馬場でも厳しかったかも」との見解を示した。

 大阪杯で4着に敗れたグランアレグリアとは、安田記念で再戦の可能性も考えられる。松山騎手が再びサリオスの手綱を握ることになるのなら、今度は良馬場での巻き返しに期待したいところだ。

JRA松山弘平サリオス「有言実行」も川田将雅と明暗ハッキリ!? 大阪杯(G1)「着外ラッシュ」でリーディング沈没の危機のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  3. 【宝塚記念】今年のグランプリは「超ハイレベル」の一戦?リバティアイランド、ドウデュースら「最強メンバー」が激突も
  4. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  5. 【日本ダービー】「芝未勝利馬」の参戦視野に懐疑的な声? 無傷の4連勝でダービー挑戦も「シンガリ」に敗れたサクセスブロッケンの記憶
  6. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  7. 天皇賞・秋の注目馬も激白! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(後編)
  8. 「競馬愛」が溢れすぎ! 秋葉原オタクカルチャーの代表選手・桃井はるこが競馬の魅力を語り尽くす!(前編)
  9. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  10. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か