甘デジ級の確率ながら「右ALL1000発」の爆裂！軽くなっても出玉性能は狂暴!!

文＝大森町男

【この記事のキーワード】パチンコ, 甘デジ, P JAWS3 LIGHT

甘デジ級の確率ながら「右ALL1000発」の爆裂！軽くなっても出玉性能は狂暴!!の画像1

　モチーフ同様の凶暴な出玉性能を発揮した『P JAWS3 SHARK PANIC～深淵～』に甘デジ確率帯のライトスペックがデビュー。パチンコ新台『P JAWS3 LIGHT』は重量感のある出玉でプレイヤーに喰らいつく。

　大当り確率が1/119.8と1/100を越えているライトスペックなので通常の甘デジタイプより威力を出せるようになっているが、右打ち中はすべての大当りで最大出玉となる10ラウンド約1000発と想像を超える強力な性能になっている。

　その出玉性能を存分に発揮する連チャンモード「JAWS PANIC」は時短8回転＋残保留4個で構成され、モード中は人喰いサメとのバトルが展開、演出は前半・後半の2部構成となっている。

　前半の7回転で展開する「HUNTING ZONE」ではJAWSとのバトルが繰り広げられる。制限時間や武器の種類、仲間の参戦などチャンスアップを活用して死闘に勝利すれば10ラウンド大当り＆モード継続。

　後半の「DEAD OR ALIVE」ではJAWSの猛追をかわして逃げ切ることができれば大当りとなる。時短1回＋残保留4個の5回分の抽選を1つの演出の流れで展開するので、まさに生きるか（連チャンか）死ぬか（終了か）のサバイバルモードとなっている。

　右打ち中の大当り確率は約1/10.4なので残保留を加味したモード継続率は約70％。この連チャン性能にオール1000発の破壊力が加わった高揚感は並々ならぬものがある。

　RUSHとなる「JAWS PANIC」への突入ルートは3パターン。ひとつめは直撃大当り。初当りで10ラウンドを引けば問答無用で突入するが振り分けはわずか1％しかない。

　したがって、ほとんどの大当りでは時短1回＋残保留4個の「JAWS PANIC CHALLENGE」で連チャンモード突入を目指すことになる。最大5回のバトルによってJAWSを倒すことができるかどうかの突破チャレンジモードである。

　電チュー入賞時に表示されるパネルがバトル時の武器となるが、モリ＜ライフル＜バズーカ＜共闘の順に大当り期待度が高くなる。ただ、モリやライフルであっても途中で仲間が参戦する「共闘」が発生するパターンも存在。こうなればバトル勝利の大チャンスとなる。

　この「JAWS PANIC CHALLENGE」の突破率は約40％と低めに設定されているので厳しい戦いを強いられそうだが、3つめのルート、遊タイムがそれを緩和。発動すれば次回大当りがほぼ約束されるので、「JAWS PANIC」突入が濃厚となる。

　ただ、強い恩恵を持つ遊タイムであるが、大当り確率が1/100を超えるライトスペックなので発動条件が大当り間で359回転消化と深め。いつもの甘デジの感覚でプレイすると危険である。

　遊びやすいカテゴリーでも持ち前の凶暴な出玉性能でスリリングな波を作り出す『P JAWS3 LIGHT』。注目の一台となる。

（文=大森町男）

<著者プロフィール>

　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。