パチスロ新台「初打ちで2400枚完走」するも…まさかの敗北!? 一撃トリガー搭載の大人気シリーズ最新作を実戦！

　ひろ吉のパチスロ「実戦」紹介。今回は、パチスロ界で絶大な人気を誇るネットのシリーズ最新作『シンデレラブレイド4（以下、シンブレ4）』について書いていきたい。

　本機は純増約2.7枚のATタイプ。通常時はシリーズ伝統の周期抽選からCZ「滅龍戦線」当選を目指すゲーム性で、CZは純増約2.7枚、40G間で姉との合流を目指す前半パート「滅龍戦線 絆」と、後半パート「滅龍戦線 死闘」の2部構成となっている。

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　前半パートは主にレア役で姉合流の抽選、後半パートは小役の連続入賞やレア役のヒキが勝利の鍵を握っており、合流した味方キャラが全滅するまでにボス（第1形態 → 第2形態 → 第3形態）を撃破できればAT「武闘会」突入となる。

「武闘会」はレイラのHPがある限り継続するバトルロイヤルAT。消化中は成立役に応じてバトルが展開され、姉を撃破することができれば継続確定となる。その継続時に発生する「おしりペンペンチャンス」では、5G間で姉にダメージを与えるチャンスモード「ブレイクタイム」か、シリーズお馴染みの特化ゾーン「おしりペンペンタイム（以下、OPT）」のいずれかが選択。なお、撃破時に「ペンペン棒」を持っていれば、必ずOPTに突入する。

「OPT」は約99％ループの枚数上乗せ特化ゾーンで、終了後は「シンデレラボーナス」へ移行。特化ゾーンで獲得した枚数分だけ継続する同ボーナス中は、レア役や7揃いで「暴走モード」のゲーム数獲得を抽選し、獲得後の「武闘会」はレイラがしばらく無敵状態に。さらに、ここで勝利できればOPTが確定するというオマケ付きだ。

　そして「OPT」での上乗せ枚数が600枚を超えると、継続率約93％の差枚数上乗せバトル「Queen’s Bout（クイーンズバウト）」に突入。完走（2400枚）率は驚異の約53%と、本機最強の出玉トリガーとなっている。

　ここまでスペックについて説明してきたので、そろそろ本題の実戦内容を紹介していきたい。

　今回は旧イベント日の某ホールで実戦。朝の開店に間に合わず、狙い台を取ることができなったが、新台の『シンブレ4』がたまたま空いていたので、「せっかくだから初打ちしてみよう」と思い着席した。

　初当りは早く、2周期目でCZに当選。前半で姉3人と合流するが、後半のバトルではあまり小役を引けず敗北してしまう。続いて2周期目もCZをスルーしてしまい、5周期目でようやくCZに当選した。前半は姉1人としか合流できなかったが、後半では小役のヒキが良く、初のATを獲得した。

　AT中は、1日目に中チェリーや強スイカなどレア役を連発して継続したものの、報酬は「ブレイクタイム」のみ。2日目はレア役こそ引けなかったものの、バトルが好調でなんとか継続したが、報酬はまたもや「ブレイクタイム」というパッとしない展開が続く。3日目は「ペンペン棒」をゲットできたが、ここでもレア役を引けずあっさりと敗北……獲得は400枚で終了となってしまった。

　2回目のATはかなり早く、2周期目にミッションステージの「アーデルハイト（前半20Gでポイントを獲得→「狙え演出」でCZの当否をジャッジ）」でCZ当選。CZ中は前半で強チェリーを2回引き姉3人と合流、後半でも中チェリーや強スイカを引くなどして、無事ATに突入した。

　1日目はレア役ゼロで「ブレイクタイム」を獲得、2日目は弱スイカや強チェリーなどを引き無事勝利し、ここで初めて「OPT」が選択された。獲得枚数は平均以下の132枚、ボーナス中は何も引けず終わってしまったが、少しでも枚数を稼げたのでヨシとしよう。

　その後も無事に継続し、6日目に86枚、7日目に147枚と立て続けに「OPT」をゲット。大きな上乗せこそなかったが、順調に出玉を伸ばしていく。

　そして13日目の「OPT」で106枚を獲得すると、念願の「Queen’s Bout」へ突入！この時点で獲得枚数は1700枚弱、ここまで来たらなんとしても完走させたい。

「Queen’s Bout」中は、レア役のヒキが抜群で順調に継続していく。2300枚を超えて“あと1回継続すればエンディング”という場面で敗北するが、復活勝利から無事に完走してくれた。

　その後は、なかなかCZからATに繋げることができず、出玉は徐々に削られていく。さらに、ATに入れることができても単発が2回、2日目終了が2回とまったく伸びず、完走した分の出玉がほとんど飲まれたところで実戦を終了した。総投資1000枚、回収300枚、一度完走できたものの、イマイチな結果となった。

　設定推測としては、CZ確率が1/173（CZ確率：1/229～1/153）、AT&OPT終了時のセリフでは奇数設定示唆や高設定示唆が多かったので、おそらく設定は3か5だろう。

　今回は完走したのにマイナス終了というとても残念な結果だったが、AT中はあらゆる場面で面白い要素があったので、機会があればまた打ちたいと思う。

（文＝ひろ吉）

<著者プロフィール>

　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。