パチンコは「初当り3000発+超速ST」の鬼がかりスペック、パチスロは伝統の「技術介入機」の続編が稼働良好！ シーズリサーチ「新台データ速報」1月11日

　続々と新台がデビューする中で、これら新台の動向はどうだったのか。業界のマーケティングリサーチを行うシーズリサーチはこのほど、2022年1月11日から1月16日の遊技客動向をまとめた新台データ速報(全国版)を公開した。

　1月11日、パチンコは大都技研の『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』とSANKYOの『Pフィーバーゴルゴ13 Light ver.』が導入を開始した。

　前作からスペックを一新した『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』は、大当り確率319.6分の1の1種2種混合タイプ。初回大当りは「鬼がかり3000BONUS」と「チャレンジBONUS」の2種類で、前者は3,000個(1,500個×2)の獲得と共にRUSH突入が約束される。

　一方の後者は演出成功で出玉3,000個＋RUSH確定。トータルRUSH突入率は約55％で、昇格せずとも必ず1,500個の出玉を得られる。

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　RUSHはST144回で、この間の大当り時は約25％で3,000個、約55％で1,500個に振り分け。「Re:Start」予告成功はST回数がリスタートするといった特徴もあり、それを含めたトータルRUSH継続率は約77％となる。

　2020年11月登場の『Pフィーバーゴルゴ13 疾風ver.』のライトバージョンである『Pフィーバーゴルゴ13 Light ver.』は、大当り確率128.0分の1の1種2種混合タイプで、初当りは図柄揃いの「ゴルゴBONUS」と依頼人経由の「依頼承諾BONUS」の2種類。どちらも演出成功でRUSHへ突入する仕組みで、遊タイムを除いた初当り時のトータルRUSH突入率は約50％となる。

　RUSHは時短100回＋残保留1個で、突入すれば最低でも1回の大当りが濃厚。残保留での大当り時は時短が付与され、2回目以降は約65％でループが狙える。また、RUSH中の約18.6％で選ばれる10R×2＝約1,800個の「ビッグスナイプBONUSプレミアム」も注目すべき要素のひとつだ。

　これら2機種のうち、平均遊技時間が長かったのは『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』で、30代や20代から人気。対する『Pフィーバーゴルゴ13 Light ver.』は30代に加えて40代の稼働も目立ち、50代や60代からも支持が厚かった。

　同日、パチスロはエレコの『バーサスリヴァイズ』、山佐ネクストの『スーパーリノSP』が導入を開始した。

　新採用の「X絵柄」が印象的な『バーサスリヴァイズ』は、先代と同じくビッグとREGを搭載した準ボーナスタイプ。ビッグ終了後は例外なくRTへ突入し、リプレイハズシで延命できる。

　最大の特徴はREG中に技術介入要素が組み込まれた点で、その手順は目押し難易度に応じた3種類。中リールビタ押しの上級者手順を完璧に実践できればMAX112枚の獲得が可能で、設定1でも機械割は102％に達する。

　リアルボーナスが連チャンする『スーパーリノSP』は、ゲーム性のカギを握るトマトが4種類に増加。トマト入賞後は約4.9分の1でボーナス抽選が行われ、平均123枚のビッグor平均62枚のREGが最大86.0％(設定1)でループすることとなる。

　これら2機種のうち、平均遊技時間が長かったのは『バーサスリヴァイズ』で、40代からの人気が顕著。30代の稼働も良好だった反面、20代の稼働はそこまで高くはなかった。

　これに対して『スーパーリノSP』は30代・40代に加えて20代からも好評。技術介入機はベテランスロッター、連チャン機は若者から支持を集めたということか。