パチスロ「知る人ぞ知る万枚製造機」ツボにハマれば終日終わらない無限ループも!? 最強特化ゾーン搭載の話題作を振り返り！

「思い出深いマシン」や「印象に残っている機種」を取り上げる本コラム。今回は、5号機屈指の“万枚製造機”と言っても過言ではない爆裂マシン『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』（SANKYO）について書いていきたい。

　2016年4月にリリースされた本機は、ボーナスとART「レッドシフトタイム」で出玉を伸ばしていくボーナス+ARTタイプで、通常時は主にレア役からCZやボーナスを目指していくゲーム性。

　CZ「スカーレットツインゾーン」は15G継続し、ハズレを含む全役でARTの抽選（期待度は約30%）。その期待度は背景色で示唆され、色は「青＜黄＜緑＜赤」の順にチャンスだ。

　ボーナスは「不知火ビッグボーナス）」と「アルゴスボーナス（クライマックス）」「武御雷SUPER BIG BONUS」の3種類が存在し、 不知火ビッグボーナス&武御雷SUPER BIG BONUSは残り10Gで発生する「クライマックスバトル（アルゴスボーナス クライマックスでも発生）」で勝利すればART確定となる。

■自力感満載の高ループART！ それに加えて、大量ストック必至の最強特化ゾーンも搭載！

　ART「レッドシフトタイム」は純増約1.5枚、1セット30G、パチンコのSTのような継続システムを採用しており、「レールガンチャンス（以下、RC）」or「ボーナス」当選で30Gが再セットされるゲーム性だ。

　ARTにはレベル（ボーナスでレベルアップ抽選）とランク（RC で昇格抽選）のふたつの要素が備わっており、最大LV3と最高ランク5（合計15段階）まで到達すれば継続率は「94.27%」と驚異的な破壊力を秘めている。

　大量出玉の鍵となる「レベル」は、ボーナスを引くタイミングによってレベルアップするかが大きく関わってくるため、「ここでボーナスを引きたい」といった楽しみ方も可能だ。

　そして本機最大の出玉トリガーといえば、RCのストック特化ゾーン「帝都燃ゆ」である。RCの最終ゲームで突入抽選を行い、突入時の平均ストックは15個以上。これだけでも凄まじい性能といえるし、その間にランクとレベルをMAXにさせて再度「帝都燃ゆ」突入となれば、終日終わらない「無限ループ」を実現させることも夢ではない。

　ちなみに、筆者も過去に何度か打ったことはあるが、「帝都燃ゆ」に突入させたことはなく、2000枚弱の出玉が“あっという間に溶けてしまった”という苦い思い出もある。

「万枚製造機」と呼ばれている反面、通常時の吸い込みっぷりがえげつなかっただけに、本機は5号機が誇る荒波マシンのひとついえるだろう。

（文＝ひろ吉）
<著者プロフィール>
IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。

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