パチンコで「一番やっちゃいけないこと」でまさかの結果に!?

甘デジ万撃チャレンジ　第9回

　ニューギンから『Pデビルマン疾風迅雷』のライトバージョン、パチンコ新台『Pデビルマン〜疾風迅雷〜129ver.』が登場するようだ。

　1/129.77の大当り確率で約92％の高速RUSHを堪能できるというミドルタイプのゲーム性を継承したマシンとなっている。

　遊タイムも搭載されており、今後、甘デジ万撃チャレンジの有力選手として活躍を期待したい。本当に本企画には手こずっているので、100連くらいしてあっさり1万発を達成できないだろうか。

　と、こうやって新台とか流行りの超高ループマシンに頼り切っていることが、なかなか成果を発揮できない一因かもしれない。もっと甘デジの力を信じてもよいのではないだろうか。

　そういった意味で、原点回帰ではないが、王道の人気機種に託してみた。『Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア(甘デジ)』である。

　RUSHの継続率は約79％と最近の台にしては数値に物足りなさを感じてしまうが、過去には20連オーバーを成し遂げたこともある、どちらかといえば得意なほうの台である。それは、1回目の初当りは34回転で獲得できたことからも、うかがい知れよう。

　しかし、最終決戦では緑・青・青・緑・青という経験上、もっとも期待できないパターンからの案の定、突破ならず。続く2回目も109回転まで初当りが引っ張られたところで最終決戦・赤パネルを外す体たらくと厳しい現実を突きつけられる。

単発地獄からの「反動狙い」は一番やっちゃいけない!?

　ちょっと今日は『シンフォギア』にチャンスはないかと思いもしたが、過去履歴データを見るとなんと「1」が7個も並んでいるのである。つまり、7回連続単発。50％の抽選に7回続けて失敗しているのである。なので、「反動チャンス」があるのではないかと、すけべ心が顔をのぞかせたわけだ。

　わかっている。この考え方はパチンコで1番やっちゃいけないことだと。ツイてないときとか流れが来ていない場合は特に。しかしだからこそ、「大逆転」の魔力がパチンカーを飲み込んでしまうこともまた事実なのである。

　3度目の正直とばかり、39回転の初当りから金パネル出現でRUSHに突入したものの2連チャンで終了。初当りと最終決戦を含めてもFEVER×4と冴えない結果に。こうなればまだ1回もこの企画で打っていない機種を打とう。

　ということで『P DD北斗の拳2 ついでに愛をとりもどせ!! ラオウ99 アミVer.』に望みを託した。ほぼ95％のループ率を誇るこのマシンならやってくれるだろう。やってくれるはず。やってくれないと困る。

　42回転とわりと早い段階で初当りを引き込めたものの50％のRUSH突入はならず。この台は再抽選の50％ではななく、ヘソ当り時の50％でRUSHなので無慈悲に通常モードに戻らされる分、悲しみが深くなる。もうちょっと「次はがんばって」とか余韻や励ましがあってもよいのではないだろうか。

　いよいよ最後、5回目の試技となった。またも36回転とスピーディーに初当りをゲットすると見事にRUSH突入に成功。そして、95％ループの実力を遺憾なく発揮させ、るには及ばず、11連チャン1941表示という中途半端な内容でフィニッシュを迎えたのである。ん～、間違えたかな。

（文=大森町男）
<著者プロフィール>
　羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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