JRA武豊「落選」名誉挽回、藤田菜七子“代役”で心中複雑!? 「最強牝馬世代」の裏で散った千直の桜【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
様々なGORAKUを心から愛する「GJ」。今週も人気だった競馬記事を、下手の横好きライター「A」と、当サイトの酔いどれデスク「Y」が徒然なるままに振り返ってみた!!
ライター「A」:武豊騎手がドグマで3歳以上1勝クラスを快勝。キタサンブラック産駒で初勝利をあげました。
デスク「Y」:おめでとうございます!! これからも武豊騎手にはキタサンブラック産駒でバンバン勝ってほしい!
ライター「A」:ただ、武豊騎手は翌日もキタサンブラック産駒であるシュバルツガイストで新馬戦に挑んだものの、7着に終わっています。
デスク「Y」:あらら。なんか波に乗れないわね。
ライター「A」:シュバルツガイストは、セレクトセールで1億円以上の値がつくなど前評判は高かったんですけどね。
デスク「Y」:高い馬が必ずしも走るってわけじゃないしね。それに期待のキタサンブラック産駒はまだまだいるわけでしょ?
ライター「A」:レシステンシアの半弟ジャスティンボルト、シュヴァルグランの半弟グランヴィノス、さらに仏オークス(G1)を勝ったサラフィナを母に持つブラックヒルなどがいます。
デスク「Y」:ブラックヒルは武豊騎手と昵懇の仲で知られるキーファーズが所有しているんだよね。じゃあ、鞍上はほぼ武豊騎手に決まったようなものじゃないの。
ライター「A」:しかも四位洋文厩舎に入るようです。
デスク「Y」:武豊騎手を乗せた四位厩舎のキタサンブラック産駒ブラックヒルがトップでゴールを駆け抜ける……。くぅぅぅぅ、これぞ競馬のロマン! その姿を想像しただけで酒が進む!! もう仕事なんてしてる場合じゃねぇ!!!
ライター「A」:仕事はしてください!!
ライター「A」:永島まなみ騎手が前2走まで藤田菜七子騎手が乗っていたスエトニウスで勝利をあげました。
デスク「Y」:藤田騎手も惜しい競馬が続いていただけに勝たせてあげたかっただろうねぇ。
ライター「A」:しかもここ2週は病気のため欠場していましたからね。勝負の舞台にいなかっただけに悔しさも人一倍だったかもしれません。
デスク「Y」:残念だったねぇ。でも今週からは復帰するんでしょ?
ライター「A」:そうです。土曜日は7Rにアイファーベア、12Rにスラーリドラーテ。日曜日はスティクスでアイビスサマーダッシュ(G3)に挑戦する予定です。
デスク「Y」:騎乗数は少ないけども病み上がりだと考えれば当然か。
ライター「A」:中でもアイビスSDは、今村聖奈騎手とJRA重賞では初となるJRA所属女性騎手同士の直接対決となるため、注目度があがっていますよ。
デスク「Y」:出馬表を見ると、藤田騎手のスティクスが2枠4番で、今村騎手のオヌシナニモノが7枠14番か。外枠有利で知られているだけに、まずは今村騎手のほうが先手を取ったって感じかしら。
ただ千直巧者ライオンボスが1枠1番か。去年はバカラクイーンが1枠で3着だったから怖いなぁ。有力視されているマリアズハートは3枠6番……。3枠は過去10年で1回も馬券圏内に入ったことがないんだよねぇ。って8枠17番にシンシティかよ! 前走の千直でいい走りを見せていたから、ここも外せそうにないし……。
ライター「A」:誰も参考にしない予想は業務時間外にお願いしま~す。
ライター「A」:牝馬として史上初の同一重賞3連覇をかけてアイビスSDに出走したカノヤザクラの功績を振り返りました。
デスク「Y」:もう12年も前かぁ。同世代のウオッカやダイワスカーレットの陰に隠れがちだったけど、当時は間違いなく夏競馬の主役の一頭だったよなぁ。
ライター「A」:レースでは2番人気に支持されながら10着。異変を感じた小牧太騎手が入線後にすぐさま下馬しましたが、レース後の診断で左第1指関節の脱臼が判明。予後不良となりました。
デスク「Y」:関係者たちはつらかっただろうね。本当にこういうニュースはきついよなぁ。
ライター「A」:競馬に事故はつきものとは言いますけども、起こらないに越したことはないですからね。
デスク「Y」:湿っぽい話は好きじゃないんだけども、こんな競走馬がいたってことは定期的に思い出したいよね。それがなによりも供養になるはずさ。
ライター「A」:そうですね。これからも忘れないでいましょう!
デスク「Y」:ってことで、こういう話を赤ちょうちんの店でするためにそろそろ帰りたいんだけどいいかしら?
ライター「A」:今日はちょっと付き合いますよ。
デスク「Y」:珍しいね! じゃあ、店に着いたら今年のアイビスSDの予想の続きからいこうか。やっぱ、アノ馬が……。
ライター「A」:いや、それはいいです。酒が不味くなるんで。さて毎度バカバカしいお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。『GJ』では今週末に開催される重賞関連の記事も多数掲載しております。お手すきの際にご笑覧いただけたら幸いです。
(構成=編集部)
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