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「約11,000枚」をゲットも…厳しい展開にギブアップ?【ドラゴン広石『青春と思い出のパチスロと、しばしばパチンコ』第31話:人生初の10万勝ち】

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第31話 人生初の10万勝ち

 巷ではゴールデンウィークの真っ只中。かつては、盆正月と並んでホールで最も設定状況が厳しくなる時期と言われていましたが、最近では他店との差別化を図る目的で、敢えて逆張りを行う店…すなわち、大型連休中に高設定を多投して出玉をアピールするパチンコ店運営会社さんも増えてきたという話も耳にします。

 まぁ、それが可能なのは「資金力がある大手ホールさん」に限られると個人的には思うのですが、いずれにせよGW中はお客さんが多くて居心地がよくないため、私は今年も自宅でまったりと昔の日記などを読み返しながら、物思いに耽っていたりします。

 そして、思いついたネタが「人生初の10万勝ち」についてでした。私の場合、初めてパチンコ&パチスロを打った大学生の頃から収支帳をつけており、「いつ、どこで、何を打って、収支はどうだったか」について、年月が経過して記憶が曖昧になっても、日記と併せて読み返せば明確に思い出すことができます。

 まさかパチスロライターになった後に収支帳&日記が役に立つとは夢にも思わなかったのですが(私の書く昔語りのコラムや記事は自身の収支帳&日記をベースにしています)、必要以上に昔を美化したりせず冷静な目で当時を振り返れるので、ある意味で収支帳と日記は私の最大の財産かもしれませんね。

 …というわけで、ここからが本題。私がパチスロで10万勝ちを達成したエピソードを3機種分、時系列に沿って紹介していこうと思います。当時、私は大分県に住んでいたため、かなりローカルな話になることをご了承ください。

まさに「天国と地獄」を見た1日

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「パチスロ大図鑑2001/ガイドワークス刊」より

1,人生初の10万勝ち
日付/平成元年11月23日
実戦店/パーラーラスベガス別府店
機種/アニマル
勝ち金/+105,600円(7枚交換・無制限)

 記念すべき人生初の10万勝ちは、アークテクニコの2号機『アニマル』で達成しました。

 後に2号機の規定で禁止された「吸い込み方式」の違法プログラムが発覚し、基板改修の憂き目にあった名機・アニマルですが、底無しのハマリと怒涛の連チャンには常人の理性を狂わす悪魔的な魅力があったように思います。

 この日は、フルーツの集中役とボーナス連打が上手く絡んで、最盛期には足元に2千枚のドル箱を5つと頭上に小箱を1つ…約11,000枚の出玉を抱えていたのですが、夕方を境にウンともスンとも言わなくなり、約3,200枚も飲まれて当らずギブアップしちゃいました。アニマルの仮天井は800枚につき最低でも4倍天井を喰らったわけですね。まさに「天国と地獄」を見た1日でした。

1,500枚入りのドル箱を6つ確保

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「パチスロ大図鑑2001/ガイドワークス刊」より

2,人生二度目の10万勝ち
日付/平成3年2月11日
実戦店/ベイビィラック別府店
機種/アラジン
勝ち金/+114,100円(7枚交換・無制限)

 ニイガタ電子精機の2-2号機『アラジン』。いわゆる初代アラジンですね。この日、丸1日打ってアラジンチャンス突入は6回(おそらくは設定6だったのでしょう)。朝からダラダラと出続けたんですが、夕方に引いたアラジンチャンスがロングランして1,500枚入りのドル箱を6つも重ねました。集中役搭載機がツボにハマった時の爆発力は、下手な裏モノの出玉性能を遥かに凌いだのです。

裏モノを打つことに罪悪感など…

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「パチスロ大図鑑2001/ガイドワークス刊」より

3,人生三度目の10万勝ち
日付/平成3年7月14日
実戦店/ベイビィラック別府店
機種/リノ
勝ち金/+122,400円(7枚交換・無制限)

 三度目の10万勝ちはニイガタ電子精機の3号機『リノ』で達成しました。先に紹介した初代アラジンはサミー工業が開発してニイガタ電子が販売した提携機種ですが、リノはニイガタ電子が独自に製造したマシンとなっています。

 それゆえ、筐体も絵柄デザインにもサミー工業の面影はなく、独特の雰囲気を醸し出していました。ちなみに、この時に打ったリノは「小役落ち連チャンver.」と呼ばれたメジャーな裏モノです。

 以前にも書きましたが、お店が裏モノを設置するのも、客が裏モノと認識した上で遊技するのも違法です。しかし、当時はノーマルが殆ど存在しなかった狂乱の「3号機時代」。その状況にプレイヤーも馴らされて、裏モノを打つことに罪悪感など全く感じませんでした。

 …とまぁ、今回は自分の収支帳&日記を精査して「人生初~三度目までの10万勝ち」を拾い出してみました。こういう遊びは収支帳をつけている人じゃないと難しいかもしれませんが、皆さんも時には若い頃を思い出して「自分の歴史」を見つめ直すのも面白いのではないかと思います。それでは、残りの連休を存分にお楽しみください。

ドラゴン広石

ドラゴン広石

ドラゴン広石(昭和38年12月生まれ)
平成7年に白夜書房「パチンコ必勝ガイド」編集部の門を叩き、パチスロの知識と経験、目押し力を買われて「パチスロ必勝ガイド」のライターに採用された。リアルタイムで「パチスロ0号機」を遊技した経験を持つ、唯一のパチスロライターである。令和4年現在でライター歴は27年。代表作に「枠上人生」、「浮草家計簿」(連載中)、「回胴絶景」(連載中)など。1日の最大勝ち額~プラス41万3千円(クラブロデオT)、1日の最大負け額~マイナス12万9千円(初代・北斗の拳)。

Twitter:@dragon_hiroishi

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