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2016.10.22 16:59
菊花賞の記憶~何もかもが違いすぎた馬、ナリタブライアン~
編集部
しかし翌年、第44回阪神大賞典では前年の菊花賞、有馬記念馬であるマヤノトップガンとの一騎打ちを制し完全復活をアピール。このレースは日本競馬史上最高の名勝負ともいわれており、今もなお競馬ファンに語り継がれているほど。
続く第113回天皇賞(春)はサクラローレルの前に2着敗退。その後陣営は夏のグランプリ宝塚記念を目指すが、その前に三冠馬としては異例となる短距離G1レースの第26回高松宮杯への出走が決定。天皇賞で3200mを走った馬が次走に1200mを走ることに世論は揺れ、多くのファンは馬への負担を懸念していた。結果は4着と一応の形は見せたが、その一ヶ月後にナリタブライアンは右前脚に屈腱炎を発症して引退が決定した。
ナリタブライアンが引退した1996年の馬券売上は3兆9862億円を突破、そして翌1997年には4兆円を突破とJRAは絶頂期を迎えた。しかし1998年以降は14年連続で売上が下降し、2011年は2兆2935億円にまで低迷。ディープインパクトの存在を持ってしてもこの売上低下を止めることはできなかった。
引退後1997年に種牡馬となったナリタブライアンだが、1998年には疝痛を発症、診察の結果腸閉塞が発覚して緊急の開腹手術が行われたが、その後胃破裂を発症して安楽死処分となった。
まさに歴史に残る菊花賞馬であったナリタブライアン。今年の菊花賞にはナリタブライアンの父であったブライアンズタイムの血を引くディーマジェスティが出走する。ナリタブライアンが圧勝を見せたこの舞台で、ブライアンズタイムの血はどんな走りを見せてくれるだろうか。
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