GJ > コラムニュース > ナリタブライアンの菊花賞  > 2ページ目
NEW

菊花賞の記憶~何もかもが違いすぎた馬、ナリタブライアン~

【この記事のキーワード】, ,

 このレースでヤシマソブリンに騎乗していた坂井千明騎手は

「道中はナリタブライアンをマークして、他の馬よりも50mでも多く走らせようと外に振って外側を走らせた。同じタイミングでヨーイドンじゃ勝てないから、絶妙のタイミングで内に入れて早めに抜け出したけど、相手のエンジンが違いすぎた。レースの中でやれることはすべてやったけどすべて無駄だったね」

 とレース後に語っており、いかにナリタブライアンの実力が抜けていたかを証言している。

 このナリタブライアンの三冠達成はオグリキャップに並ぶインパクトを世に与え、新たな競馬ブームを巻き起こすきっかけとなり、JRAの売上は史上最高の4兆円へと突き進む要因になったといえるだろう。

 ナリタブライアンの三冠達成は歴史的快挙であったが、その中で注目すべきは「走破時計」と2着に付けた「着差」だろう。三冠のうち皐月賞と菊花賞でレースレコードを更新し、東京優駿でもレースレコードとは0.4秒差の好時計。着差に関しても皐月賞は0.6秒、東京優駿は0.9秒、そして菊花賞は1.1秒とレースを重ねる毎に着差を広げたのだから、その強さは本物であった。そして暮れの有馬記念でも2着に0.5秒差を付ける圧勝を見せており、ナリタブライアン時代の到来を告げたのである。

 明け5歳(現4歳)のナリタブライアンは天皇賞(春)の前哨戦である第43回阪神大賞典を単勝1.0倍の人気に応え圧勝。しかしその後右股関節炎を発症し休養、秋には休養明けながらぶっつけで天皇賞(秋)へ出走したものの1番人気で12着に敗退。続くジャパンカップは6着、有馬記念も4着と1年前とは比べようもない走りに多くのファンやマスコミは落胆した。

菊花賞の記憶~何もかもが違いすぎた馬、ナリタブライアン~のページです。GJは、コラム、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 総合
  1. JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA ゲーム会社から駐車場で有名な会社まで……、バラエティ豊かな馬主の本業! セレクトセール大量投資のあの人や、有名企業経営のあの人をピックアップ!
  4. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  5. JRA史上無二「春クラシック独占」を成し遂げた男の伝説。桜花賞、皐月賞、オークス、日本ダービー、影をも踏ませなかった“逃亡劇”【競馬クロニクル 第12回前編】
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V