真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.05.08 11:28
桜花賞&NHKマイルCによる「変則二冠」達成。最強3歳に唯一足りないピース「非業」の名牝ラインクラフト
文=浅井宗次郎
それも当時の1番人気は、皐月賞で6着に完敗していたペールギュント。シンザン記念(G3)の勝ち馬とはいえ、当時の牡馬と牝馬の実力差は、相当広く見積もられていたということだろう。そして、それはラインクラフトと同じ桜花賞で3着だったデアリングハートが、10番人気の低評価だったことからも窺える。
結果的にそのNHKマイルCは、先述したラインクラフトとデアリングハートがワン・ツーゴール。トップクラスの牝馬であれば、牡馬と互角以上に渡り合えることを改めて示した一戦だった。
その後も秋華賞2着や高松宮記念2着などトップクラスで活躍したラインクラフトだったが4歳時の8月19日、放牧先のノーザンファーム空港牧場において調教中に死亡。現役G1馬の急死ということで、当時の競馬界には大きな衝撃が走ることとなった。
ラインクラフトがあまりにも突然世を去ってしまってから、今年でちょうど10年になる。
クラシックを分け合ったライバルのシーザリオとエアメサイアの仔が再びクラシックを賑わせている一方で、この馬の仔の姿が見られないことを惜しむファンは今でも多い。
飛躍した話になるかもしれないが、もし無事であればファンシミン系の血を引き継いだ息子が皐月賞を制し、NHKマイルCで母と同じ”変則二冠”に挑んでいたかもしれないと思うと、何とも切ない気持ちになる。
今年のNHKマイルCは、桜花賞で4着だったメジャーエンブレムが1番人気になりそうだ。彼女がここでライバルの牡馬を押し退けて主役を張れるのも、偉大なる”先人”たちが作った道があるからこそと述べるのは、少し言い過ぎだろうか。
PICK UP
Ranking
5:30更新
JRA グラスワンダー主戦騎手「溺愛」で今年0勝の息子ジョッキーと共倒れ状態……往年のライバル横山典弘から「痛恨不利」も“同情の声”が集まらないワケ
JRA崖っぷち調教師東西編~的場均・古賀史生・柄崎孝・本間忍ほか~
未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ- 武豊騎手が「異常馬場」に怒り!? JRAの主張と食い違う騎手の主張「高速馬場=故障しやすい」は錯覚なのか
- JRA「牝馬二冠」へアーモンドアイ最大の「不安」……能力圧倒的も「出遅れグセ」の奥にある「唯一の弱点」とは
- JRA藤岡佑介「不可解」な脚質転換にファンの不満爆発!? 関屋記念(G3)グランデマーレ「最速上がり」繰り出すも5着……
- JRA覚えておきたい新潟名物「千直」総ざらい!2010年以降の全274レースを徹底分析! 夏競馬の回収率アップに知っておきたいデータとは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 【関屋記念(G3)予想】1番人気「鉄板データ」でディヴィーナには逆らえない!? データで買える穴馬で好配当狙い














