JRA堀宣行調教師「パワハラ裁判」で敗訴。現代社会に取り残された”村社会”で、あの超大物調教師にもパワハラ疑惑が……


 今は企業に対して、従業員がただ泣いているだけではない時代。世間から隔離された環境にある競馬界だからこそ、より前時代的な発想は今も色濃く残っており、それが現代社会との大きなギャップを生む要因にもなっている。

 その一方で、厩舎が競走馬という生き物を扱う以上、一般的な企業の常識ではカバーし切れない領域があるのも当然だ。一般社会とは比較できないほどの弱肉強食の競馬界で、スタッフが”隣の青い芝”ばかり見ていては、途端に競争力を失うことだろう。

 果たして今回、堀厩舎の「パワハラ敗訴」が明るみに出たことが、他の厩舎にどういった影響を与えるのか……。年末の有馬記念(G1)が迫った競馬界に、新たな火種が燻ぶろうとしている。

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