
JRA大阪杯(G1)エアウィンザー「武豊→浜中俊」がプラスな理由。角居勝彦調教師「不気味発言」で逆転十分

31日に開催される「大阪杯(G1)」は、空前の豪華メンバーによる競演となる。G1馬8頭というハイレベル戦となるが、そこに挑むのが15戦7勝、前走金鯱賞(G2)で3着だったエアウィンザー(牡5 栗東・角居勝彦厩舎)だ。
3歳時こそ勝ち切れない印象だったが、昨年の4歳秋に本格化し12月のチャレンジC(G3)を圧勝。今回も対戦するステイフーリッシュやダンビュライトに決定的な差をつけ、一躍「2019年の出世頭」に躍り出た。
しかし、金鯱賞では1人気に推されながらも、先に抜け出したダノンプレミアム、追い込んできたリスグラシューに決定的な差をつけられ3着敗退。武豊騎手の騎乗が悪くなかっただけに、兄エアスピネルと同様「やはり一線級では今一歩足りない」という印象を抱いたファンも多いかもしれない。
また、今回はドバイ遠征に向かう武豊騎手に替わり、浜中俊騎手に手綱が移る。ルメール騎手と合わせて3人は同じ豊沢信夫エージェントと契約しているが、扱いとしては浜中騎手が「3番手」。今年18勝をあげてはいるものの、昨年重賞は未勝利など、不安な声も少なくない。しかし……。
「浜中騎手は大阪杯とはG2時代から相性がいいですね。2010年はテイエムアンコールで、2012年はショウナンマイティで勝利しています。同コース通算19勝と阪神2000mの勝ち方を熟知しているんです。
『netkeiba.com』では大阪杯に向けたインタビューが掲載されていますが、これまでの大阪杯を振り返るとともに『阪神芝2000mでいうと、スタート直後と最後の直線に上り坂がありますが、感覚としてはフラットに近いようなイメージ(中略)京都の2000mのほうが難しい』『内回りの割には3~4コーナーの作りがゆったりしているので、そこでどう動くのか、あるいは動かないのか』など、独自の『阪神2000m論』を披露。過去2勝はどちらも6番人気ということで『エアウィンザーも6番人気がいいです!』と語っています(笑)。ない話ではなさそうな」(競馬誌ライター)
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆