GJ > 競馬ニュース > 大阪杯は「復活」に期待?  > 2ページ目
NEW

JRA大阪杯(G1)は「復活」に期待? 桃井はるこが見据える豪華決戦の「結末」は

【この記事のキーワード】, ,
JRA大阪杯(G1)は「復活」に期待? 桃井はるこが見据える豪華決戦の「結末」はの画像2

――大阪杯はディープインパクト産駒が上位に来ることも多いですからね。納得の本命だと思います。では、2番手は?

桃井はるこ:エアウィンザー(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)です。鞍上は10年にテイエムアンコール、12年にショウナンマイティで、大阪杯を勝った浜中俊騎手が務めます。この2頭はどちらも6番人気で勝利。今(3月26日現在)は『netkeiba.com』の予想オッズで、エアウィンザーは6番人気なんです。ゲン担ぎ的な意味も入ってます(笑)。

 前走は武豊騎手が騎乗して3着。ですが、本馬より上位だったダノンプレミアム、リスグラシューは、今回出走しません。また管理する角居調教師はインタビューで、前走の結果を受けて「G1級だと確信できた」と話しているんですよ。さらに昨年は今回と同コースで行われたチャレンジC(G3)で、3番手から上がり最速を繰り出す強い内容で勝利。小回りを得意とする器用さがあり、先行できる脚も持っている。それらの点から2番手に推したいですね。

 気になるのはキングカメハメハ産駒という点。この血統は大阪杯で、上位に入ることが少ないんです。血統を気にすると推しづらい……。だけど、あまり考えすぎてしまうと先日の高松宮記念のような大荒れ馬券は取れない!! ここはあえて、この馬を推したいです。

――では、その勢いのまま3番手もいきましょう。

JRA大阪杯(G1)は「復活」に期待? 桃井はるこが見据える豪華決戦の「結末」はの画像6

桃井はるこ:マカヒキ(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)!! マカヒキは切れ味鋭い脚が武器。この脚は短い直線こそ向いていると思っています。

 前走の京都記念(G2)では休み明け、さらに馬体重プラス10キロで臨んだにもかかわらず、鞍上の岩田康誠騎手が”らしく”インを突いて、勝ち馬とは0.1秒差の3着。ただ、馬場は良とされているものの、ちょっと重そうにも見えましたし、インも伸びなさそうだったんです。そんな中でも上位に来たのは、復活の兆しなのでは?

 人気も落としているようですし、ここが買いごろ。私の大阪杯の裏テーマは『復活』です!! まだまだ新進気鋭の4歳馬には負けてられない。ベテランの意地を見せてもらいたいですね。

――穴狙いになってきた感も(笑)。では、4番手、5番手をお願いします。

桃井はるこ:4番手はエポカドーロ(牡4歳、栗東・藤原英昭厩舎)。

 大阪杯の舞台は直線が短いので、最後方からでは届かない気がします。でも、エポカドーロは好位で競馬ができるので、この舞台が向いている気がするんですよね。

 あとは皐月賞を勝っている点がいい。あまり関連性がないように思えるんですが、アルアイン同様に小回りの2000メートル、右回りのレースを勝利した経験を重視したいですね。2000メートルは2戦2勝。この距離が条件的にはベストなのでは?

 それにいつも人気を集めているのに、今回は人気を落としそうなところも、私の心をくすぐりますね(笑)。ここは狙い目。応援したいです。

JRA大阪杯(G1)は「復活」に期待? 桃井はるこが見据える豪華決戦の「結末」はのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  2. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 「シャンパンカラーが勝つよ」昨年のNHKマイルCで9番人気の激走を見抜いた“凄腕”が指定したのは、ジャンタルマンタルでもアスコリピチェーノでもないまさかの激走穴馬
  5. 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも「鞍上未定」の怪…レース当週C.ルメール復帰予定、何かしらのサプライズも?
  6. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  7. どれだけハズレても我々は「バッターボックス」に立たせてもらえる! 悔いを残したくないからこその大ダメージ…競馬と後悔の実に深い繋がり【徒然なる神のくず競馬トーク】
  8. 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後
  9. 天皇賞・春(G1)テーオーロイヤルだけじゃない! 皐月賞「大逃げ」メイショウタバル、高松宮記念1番人気ルガルなど「個性派の宝庫」三嶋牧場がスゴイ
  10. 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場