真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.08.08 07:10
史上最強世代の「ヨシオ」が働き過ぎ……?3歳夏で「キャリア22戦」一流ブラック企業も真っ青の「皆勤ホース」が狙うはJRAの大記録!?
編集部
1998年12月にデビューしたハートランドヒリュだが、2006年3月の最後のレースまで積み上げたキャリアは驚愕の127戦。10歳まで息の長い活躍を続けたが、生涯獲得賞金は1億3000万円に上る。
地方ならまだしもJRAで普通に競走生活を送っている限り、まずたどり着けない前人未到の大記録だが、ヨシオが今の勢いで今後も走り続ければ、十分に記録を更新する可能性もある。
実際にハートランドヒリュが、3歳8月の時点で積み上げていたキャリアは15戦。デビュー時期の関係もあるが、ヨシオの3歳8月の時点でのキャリア22戦は最多記録を大きく上回る”ハイペース”だけに期待が持てるというものだ。
ただ、ヨシオがハートランドヒリュの記録を上回るには、意外にもその高い能力が”ネック”になるらしい。
「ハートランドヒリュの主な勝ち鞍は1000万下の名鉄杯で、キャリアの大半を出走レースの選択肢が豊富な1000万下の条件馬で過ごしています。しかし、ヨシオは現時点ですでに2勝しており、前々走も1000万下で3着。今後の成長次第では、OPクラスに上がる可能性もあります。そうなってくると使えるレースが限られてしまい、今のような無理使いはできなくなる可能性が高い。もしもOP以上で勝てば、今度は斤量の問題でますます使えるレースが限られてしまいます」(同)
まさか、自身の能力の高さが”足枷”になるとは……そんな競走馬は、ヨシオくらいのものかもしれない。
ちなみにヨシオにはノリミという1つ下の妹がいる。やはり仲山氏の所有馬であり、やはり森厩舎の管理馬である。そして、やはり6月にデビューしてから、すでに2戦を消化している。
果たしてノリミも兄ヨシオの”道”を辿るのだろうか……兄妹の今後に注目だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA横山典弘「ポツン」について激白!「俺のポツンがあまり好まれていないことはわかってる」知られざる「2つ」のポツンと、それでも続ける理由とは
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!














