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JRA「周り派手すぎ」パクスアメリカーナの過小評価に要注意? 来る「アーモンドアイ激突可能性」のためにも……

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 ホエールキャプチャは4歳以降、成績はかなりムラに見えるが府中のマイルから1800メートルという得意コースではヴィクトリアM、府中牝馬S(G2、芝1800メートル)、東京新聞杯を優勝。2桁着順続きで臨んだ2013年のヴィクトリアMでは12番人気で2着に好走して波乱を演出している。

 パクスアメリカーナは8戦しかしていないため、コース適性は未知の部分が多い。しかし、京都のマイルは4戦3勝3着1回と得意。京都金杯の勝ちタイムは1分34秒9と平凡だったが、得意コースであればタイムを詰めるのは可能。インディチャンプも東京新聞杯で大幅に持ち時計を詰めた。ならば、マイラーズCでパクスアメリカーナがインディチャンプに先着しても不思議ではない。

 現状の完成度については同厩のダノンプレミアムのほうがはるかに上だ。それは中内田充正厩舎陣営も十分に承知しているはず。しかし、姉のホエールキャプチャが古馬になって得意コースで力を発揮しただけに、パクスアメリカーナには大きな伸びしろがあり、やがてはダノンプレミアムを脅かす存在になる可能性も秘めている。だからこその2頭出しだろう。

 この春、にわかに活気づいてきたマイル戦線。パクスアメリカーナは姉ホエールキャプチャと同様、長きにわたって得意舞台で活躍できる馬に成長してほしい。府中も苦手ではないだろう。長い目で注目していきたい1頭だ。

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