
JRA「騎手が足りない!」現場悲鳴。「基準曖昧」騎乗停止乱発でルメール「サートゥルナーリア体当たり」にも疑問が
最近、なにかと物議を醸すことも多くなっている”審議”。一部の関係者たちが問題点を指摘しているものの、改善しているとはいい難い現状が続いているようだ。そして、先週も多くの関係者たちが首をひねる裁定が下されたレースがあった、と話題になっている。
それが起こったのは、5月11日の京都競馬場第2R(3歳未勝利、ダ1200メートル)。テイエムイブシギンが1位で入線したものの、最後の直線で外側に斜行してサンマルベストの進路を妨害し、さらにこれがなければ被害を受けた馬が先着していたと認められたため降着。騎乗していた田中健騎手は、5月18日から26日まで9日間(開催4日間)の騎乗停止処分となっている。
「現場からは”厳しすぎる”との声が上がっています。ある調教師は『確かに急激に寄せに行っているが、あれは馬の闘志を引き出させるために必要な行為』と擁護。そして『サンマルベストの畑端省吾騎手も、それを理解しているからこそ、少し外に逃げて接触を回避して入線している。そこまで問題にしなくてはいいのでは?』と田中騎手に同情的でしたね」(競馬記者)
またあの程度で降着ならば、『それに近いことが常に起こっている』と語る若手騎手もいる。
「競走馬は1頭になるとソラを使ったり、気を抜いたりする。だから併せにいったり、馬体をぶつけての叩き合いも仕方ないと考える騎手もいるよ。例えば皐月賞でサートゥルナーリアに騎乗したC.ルメール騎手。ゴール前で併せにいったのではなく、まるで体当たりしているかのようにも見えたね。
だけど、あれでも降着はおろか騎乗停止にもならなかった。ルメール騎手は『馬が疲れてたからヨレた』なんて話してたけど、あれだけ技術のある人があの場面で御せないわけないよ。故意な気がするけど、それをそうだと見せないのも一流の技術なのかも。さすがにNHKマイルCでは露骨過ぎてアウトになっていたけどね」(関西の中堅騎手)
PICK UP
Ranking
23:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
JRA歴代1位「19万人」の歓声響いたアイネスフウジン! 今年は7万人が入場可能の日本ダービー(G1)、ウマ娘実装であの感動をもう一度
- JRA川田将雅「北村友一斜行」に激怒か。「不利を受けたなんて言うのは10年早い」数々の伝説と「これでも丸くなった」説
- JRA北村友一、横山一家と「全面戦争」勃発か…浦島状態がもたらした「立ち位置」の変化と大き過ぎた代償
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- JRA武豊「繰り返された愚行」に安藤勝己氏も困惑……故・近藤利一さんを怒らせた敗戦から15年、またも追いかけたディープインパクトの幻想
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛