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JRAレイデオロ宝塚記念出走に「白ける」使い分け如実。勝っても「最強」とは到底いえない状況

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 3月のドバイシーマクラシックでまさかの逃げとなり6着に敗れたレイデオロ(牡5 美浦・藤沢和雄厩舎)の次走が、宝塚記念(G1)になることがわかった。

 一昨年の日本ダービーを制し、昨年の天皇賞・秋も高速タイムで制したレイデオロが「現役屈指の強豪」であることに疑いの余地はない。

 しかし、如何せんその存在が「地味」な馬でもある。

「能力の高さは誰もが認めるところですが、レースに出ることが少なく、一昨年の京都記念や昨年の有馬記念で断然人気に推されながらコロっと敗れるモロさもあり、どうしても『絶対感』に欠ける馬ではあります。アーモンドアイを筆頭に派手な馬が多い点もありますが……。ドバイシーマクラシックでは、気性面の問題を改めて露呈した面も。

とはいえドバイシーマ→宝塚記念というのはレイデオロの適性という面ではベストというよりオンリーワンの春ローテといえます。人気は確実でしょう」(競馬ライター)

 宝塚記念には大阪杯を制したアルアイン、高次元で安定したレースを見せるキセキと、同世代の強豪も出走予定。ハイレベルな戦いになるのは当然だが……。

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