GJ > 競馬ニュース > ラヴズオンリーユー「脚元」心配の声  > 2ページ目
NEW

JRAオークス(G1)ラヴズオンリーユー「脚元」に心配の声……勝ち時計はドゥラメンテ「日本ダービー」レコード更新の歴代4位も

「先週のヴィクトリアマイル(G1)でノームコアが1:30.5の日本レコードで優勝し、従来のヴィクトリアマイルの記録を1秒も短縮しました。しかし、その後に第1指骨の剥離骨折が判明……。超高速タイムを叩き出した『反動』ではないかと、関係者の間でも話題になっていました。

以前はこういった超高速馬場で激しいレースをした後に故障馬が続出し、高速馬場の安全性が疑問視されていましたが、最近はエアレーションなどの技術導入で改善され、多くの関係者が『時計は出やすいが、脚元には優しい』と評価していたんですが……。

実際にラヴズオンリーユーは体質の弱さもあり、桜花賞トライアルを使えませんでした。本馬を始めとしたオークス出走馬が何事もなく秋を迎えられるか、少し心配です」(別の記者)

 なお、ラヴズオンリーユーが記録した2:22.8は東京芝2400mの歴代4位の記録。

 歴代1位のアーモンドアイが昨年のジャパンC(G1)で記録した2:20.6は「異次元」と述べざるを得ないが、2位アルカセット、3位ホーリックスはいずれもジャパンCで更新しており、3歳牝馬限定戦のオークスで2分22秒台が出たのは、これが初めてとなる。

 また、この時計は来週に行われる日本ダービー(G1)のレコード2:23.2(2015年ドゥラメンテ、その後に故障)よりもコンマ4秒も速い。毎年のオークスの勝ち時計が日本ダービーを上回ること自体が稀だが、これだけを見ても今年のオークスのタイムの”異常性”が窺える。

 舞台となった東京競馬場は、今後も日本ダービーが安田記念とG1レースが続く。サートゥルナーリアやアーモンドアイといった競馬界を代表するスターが集結するだけに、タイムの派手さよりも「安全性」を切に願いたいところだ。

JRAオークス(G1)ラヴズオンリーユー「脚元」に心配の声……勝ち時計はドゥラメンテ「日本ダービー」レコード更新の歴代4位ものページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  7. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……