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JRA札幌記念「G1昇格」秒読み!? フィエールマンVSワグネリアンら超豪華メンバーに「世界最強女王」に食い下がったアノ馬が参戦表明!

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 今年も「真夏の祭典」は、熱い戦いになりそうだ。

 29日、今年4月に豪州のランドウィック競馬場で行われたクイーンエリザベスS(G1)で2着したクルーガー(牡7歳、栗東・高野友和厩舎)が、札幌記念(G2)で復帰する予定であることがわかった。

 G1を25連勝でラストランを締めくくり、通算獲得賞金で世界歴代1位に上り詰めた世界最強女王ウィンクスに食い下がった同馬が、日本でどういった走りを見せるのか。早くも注目が集まっている。

 また、今年の札幌記念は例年以上のメンバーが集ったと話題だ。

 来月18日に行われる札幌記念は、夏競馬で唯一のG2レース。毎年のように強豪が集うことから「G1昇格秒読み」と評価されている真夏の祭典だ。昨年は勝ったサングレーザーが、秋の天皇賞(G1)でも2着に好走。秋の大目標を見据え、ここから始動する有力馬も多い。

「秋の大目標」といえばフィエールマン(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)が見据えるターゲットは、“もう一段”上だ。

「今年の天皇賞・春(G1)でG1・2勝目を上げたフィエールマンですが、すでにC.ルメール騎手で凱旋門賞(仏G1)挑戦が正式に発表されています。札幌記念が行われる札幌競馬場は、欧州の馬場に近いと言われる洋芝なので、その適性を見極める一戦になりそうです。

今回は海外遠征を見据えてのレースになりますが、デビューからここまで6戦4勝で連対を外していない存在。調子がピークでなくとも、軽視することはできないでしょう」(競馬記者)

 例年ならフィエールマンの独壇場となってもおかしくないが、今年は例年以上にハイレベルなメンバーが揃いつつある印象だ。特に昨年のダービー馬ワグネリアン(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)は、順調に行けば競馬界の主役を張ってもおかしくない存在だ。

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 昨秋の神戸新聞杯(G2)以来、久々のレースになった今年の大阪杯(G1)で3着し、改めてその力を見せつけたワグネリアン。その後は早めに休養に入り、札幌記念から秋を見据える。

「本来なら日本ダービー(G1)の東京競馬場のように広い競馬場が合う馬ですが、今年の大阪杯では器用な面を見せて成長の跡を示していました。あの競馬ができれば、札幌記念でも楽しみな存在です。

この馬の大目標は天皇賞・秋(G1)が濃厚ですね。札幌記念との相性もいいですし、ワグネリアン自身にも高い適性を感じます。ここでフィエールマンを破るようなら、天皇賞・秋では主役級の扱いになるでしょう」(同)

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