真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.05.30 07:10
JRA安田記念(G1)「買い要素多数」サングレーザーここは狙い目! 「ディープインパクトの底力」がG1席巻中
編集部
ならば安田記念で狙えそうなディープインパクト産駒の伏兵はサングレーザー。G1は未勝利だが重賞実績は豊富。昨年はマイラーズC(G2、芝1600メートル)をレースレコードで制して安田記念に臨んだが、結果は5着。それまで1400~1600メートルを中心に走ってきたが、陣営は2000メートルへの路線変更を決断。
2000メートル戦の札幌記念(G2)を優勝すると、天皇賞・秋(G1、芝2000メートル)ではレイデオロの2着に好走した。ただし、香港C(G1、芝2000メートル)は4着だったとはいえ、上位3頭との力量差を露呈する敗戦だった。案の定、今年初戦となった大阪杯(G1、芝2000メートル)では12着に大敗。
こうしてサングレーザーは1年振りのマイル戦、安田記念に帰ってきた。久々のマイル戦はプラスに働くのではないだろうか。これまで7勝を上げているが、そのうち6勝は前走からの距離短縮、距離延長での勝利。ショック療法とも言える距離変更をサングレーザーは得意にしているのだ。

安田記念で5歳以上の馬が多く活躍しているのは、4歳馬が安田記念ではじめて58キロを背負うのに対して、5歳以上の馬は58キロを背負い慣れているからだろう。サングレーザーは昨年の安田記念と天皇賞・秋で58キロを経験。2度目の天皇賞・秋では2着と結果を出した。斤量にも不安はない。
オークスと日本ダービーがレースレコードだったように、安田記念も高速タイムが出るだろう。サングレーザーはマイラーズCをレースレコードで勝っているので高速決着も問題ない。また、安田記念も日本ダービーと同様、内が伸びるCコースで行われる。今回の鞍上岩田康誠騎手は最もイン突きがうまいジョッキーと言っていい。もちろん、内を攻めてくれるはず。
このようにサングレーザーは比較的人気薄のディープインパクト産駒というだけではなく、いくつも買える要素はある。2着あるいは3着の連穴として押さえてみるのはいかがだろうか。
PICK UP
Ranking
23:30更新
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 横山武史「ジョッキーカメラ」はなぜ非公開だったのか? 鬼気迫る川田将雅の大声にビックリも…ナミュール降板で「屈辱」味わった男が迎える正念場
- 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
















