GJ > 競馬ニュース > メジャーエンブレム年内休養か
NEW

「3歳牝馬3強」の一角、メジャーエンブレムが年内休養濃厚。秋華賞での「最終決戦」実現ならずで落胆の声

【この記事のキーワード】, ,
mejorllxs.jpg

 今年のNHKマイルCを制したメジャーエンブレムが、左トモの半腱半膜様筋を痛めたために秋の最大目標としていた牝馬クラシック最終戦・秋華賞(G1)の出走を断念することが分かった。

 14日、ノーザンファームの吉田勝己代表は「秋華賞には間に合いません。年内の復帰も厳しいと思います」と語り、同馬の現状が決して芳しくないことを語っている。秋の「最終決戦」は多くの競馬ファンが待ち望んでいただけに、大きな落胆の声であふれるのも当然か。

 桜花賞馬ジュエラー、オークス馬シンハライトと今年の3歳牝馬トップクラスのレベルの高さは多くの人が認めるところだが、今世代でもっとも注目を集めた馬は間違いなく2歳女王メジャーエンブレムだった。桜花賞では自身のレースに徹することができずに前述2頭に敗れ、適性を鑑みてオークスを回避したが、NHKマイルCでは牡馬相手に貫禄の逃げ切り勝ちを収め、その実力を改めて示していた。

 秋、最強のライバルたちに対し、メジャーエンブレムが逃げ切ることができるのか……ファンの最大の焦点がそこであっただけに、この出走断念のニュースの衝撃は大きい。秋華賞の舞台である京都内回り200mという条件も、同馬にとって合致しそうな舞台だっただけに、という面もあるだろう。

 残念の声も多いが、そのポテンシャルは海外遠征や古馬での活躍も大いに期待されるもの。ゆっくり休養した上、来年元気な姿で復帰してもらいたいものだ。

「3歳牝馬3強」の一角、メジャーエンブレムが年内休養濃厚。秋華賞での「最終決戦」実現ならずで落胆の声のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA内田博幸「戸崎ブチギレ騒動」から遺恨“独立”で引退危機!? エージェント“不条理”解約に「義理を通すなら……」
  2. JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 「素行不良」で干された若手の更生に関西の大御所が名乗り! 福永祐一を担当した大物エージェントもバックアップ…関係者から「優遇され過ぎ」の声
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 岩田康誠「キレ散らかし」返答にインタビュアーもタジタジ…名手が信じたドウデュース世代の実力馬が有馬記念前に答え合わせ
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!