
JRA・C.ルメール「全然違った」発言にブーイング!? エプソムC(G3)良血レイエンダ「大変身」勝利も、”秘密兵器”使用「知らなかった」ファン続々……
「ルメール騎手も『全然違った』と話していましたが、今回から使用したチークピーシーズがハマったようですね。出遅れが目立っていたレイエンダが、まさかあそこまで綺麗なスタートを決めるとは思いませんでした。道中も極端なスローペースだったにもかかわらず『とても折り合いが良かった。冷静に走ってくれた』と話していた通り、これまでとはレース中の集中力が違いました。
ルメール騎手の騎乗も『さすが』と思わせる見事なレース運びでしたし、”秘密兵器”で真価を発揮させた陣営の勝利ですね。秋が楽しみになるレースぶりでした」(競馬記者)
チークピーシーズとは「頭絡の頬革にボア状のものを装着したもので、左右を見えにくくして前方に意識を集中させる効果を期待して用いられる」(JRAより出典)という馬具の1つ。ブリンカーよりも効果が薄いが、事前に申請する必要がないことが特徴だ。
ただ、その一方で事前に申請する必要がない分、JRAの公式ホームページの馬柱にはもちろん、競馬新聞等にも着用の記載がないことが多い。逆に言えば馬券を買うファンには多くの場合、事前に伝わらないということだ。
「今回ルメール騎手が勝因に挙げたこともあって、レース直後にはネット上でも『知らなかった』『事前に教えといてくれ』『そんなに変わるもんなのか』など、やはり事前にチークピーシーズを使用することを知らなかったファンが多かったようです。
現地で馬を直接見ればわかるんですが、いちいちチェックするにも限界がありますしね……今回のように結果に直結するケースも珍しくないので、JRAにも『改善策を考えてほしい』という声が以前からあります」(別の記者)
無論、ルメール騎手に落ち度はない。だが、馬券を買ったファンかすれば思うところがあるのも当然か。実際に初めてブリンカーを付けた際は、”変身”を期待して「ブリンカー人気」することも珍しくない。
今回、レイエンダは近走の成績が嫌われて5番人気だったが、これはルメール騎手が騎乗した今年の重賞では最低人気だった。もし”初チークピーシーズ”が公表されていれば、もっと人気していた可能性は十分にあるはずだ。
「血統、能力からG1にいける馬だと思っています」
自身にとって、初の日本ダービー制覇となったレイデオロの全弟をついに開花させたルメール騎手。秋競馬を楽しみに差せる「大変身」だったが、ファンの間では思わぬ波紋を生んだようだ。
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