GJ > 競馬ニュース > セレクトセール初日  > 3ページ目
NEW

【セレクトセール】JRA金子真人氏が驚異の爆買い11億円!最高額は3億6000円!初日総括と現地裏話と2日目の当歳注目馬

【この記事のキーワード】, ,

 最高落札額3億6000万円の「ミュージカルウェイの2018」を競り落とした近藤利一氏、購入馬は3頭ながら平均落札価格1億6333万円のサトミホースカンパニー、さらにダノックス、野田みづき氏、小笹芳央氏は常連の高額落札オーナー軍団。2日目の当歳馬でも熱い駆け引きを見せてくれそうだ。

 ディープインパクト産駒が人気を集める一方で、モーリス産駒の不振が目立ったように思う。13頭の上場馬はすべて落札されたが、最高価格はノームコアとクロノジェネシスの弟で5200万円、平均落札価格も約2569万円と低水準。よほど産駒が走らない限り、来年以降は生産者の人気が落ちていきそうだ。

 また17頭の主取りの中に、上場価格3200万円のディープインパクト産駒が破格の低料金にも関わらず落札されなかったのは意外だった。確かに社台グループの生産ではないとはいえ、日本ダービー馬ロジャーバローズは社台グループの生産馬ではないディープインパクト産駒だっただけに、夢を買う馬主がいるかと思ったが…。またロジユニヴァースの弟、ロゴタイプの弟、ノームコアの弟といったG1馬を兄に持つ良血馬が遠く1億円に届かず、意外に伸び悩んでいたのも意外だった。

 以上セレクトセール初日の数字的な結果をまとめてみたが、ここからは現場関係者からの生の声を報告したい。まず「笑いが止まらない結果」となったノーザンファームの関係者によると、この日一番の値が付くと予想していた「ミュージカルウェイの2018」が期待通りの3億6000万円。「お代は1億円からスタート」と話していたように1億円から始まったが、あれよあれよという間に2億3億と上がっていき、3億6000万円でフィニッシュ。しかし「セレクトセールで3億円以上の馬は走らない」といった声も囁かれており、早ければ来年のデビューとなる同馬に注目が集まる。

 またノーザンレーシングで33億4100万円、ノーザンファームで32億2600万円と、セールの落札総額の半分以上はノーザンファーム関連の馬。これには他の牧場関係者からは溜息も。「同じ父親の馬でも、ノーザンの馬であれば数倍の値段になることもある。確かにノーザンブランドがそれだけ評価されているということだろうが、他の馬が割を食うのも少なくない」と。

【セレクトセール】JRA金子真人氏が驚異の爆買い11億円!最高額は3億6000円!初日総括と現地裏話と2日目の当歳注目馬の画像2

 

 またセールの開始時刻が10時、終了は20時くらいとさすがに時間がかかった。これには現場にいた関係者もさすがに疲れた様子。お目当ての馬がいなくなって途中で席を立つ馬主も多かったが、記者やカメラマンは交代できず張り付いていたわけであり、早く帰って寝たいという声も聞かれた。

 さて、火曜日はいよいよ当歳馬だ。昨年は16頭の1億円超え、最高価格は2億9000万円だった。今年も注目の良血馬が揃っており、初日を上回る熱気が予想される。その当歳馬で特に注目したいのはこの10頭だ。

【セレクトセール】JRA金子真人氏が驚異の爆買い11億円!最高額は3億6000円!初日総括と現地裏話と2日目の当歳注目馬のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. わずか「1頭」の初年度産駒がデビュー戦8馬身差の大楽勝! 突如現れた「後継候補」はサウスヴィグラス希望の光となるか
  2. C.ルメール「単勝1.1倍」7馬身差の圧勝劇に「新しいレモンポップ」の声! G1・2連勝も昨夏「他界」した全兄の分まで…陣営が描く壮大な夢
  3. ゴールドシップ繋養牧場でまた迷惑行為…ビッグレッドファームが来年GWの見学を休止。過去にあった非常識行為と、SNSやYouTubeの無断アップが後を絶たない問題
  4. 千直女王・藤田菜七子「超高速スタート」で14番人気2着の激走!「すごく頑張ってくれました」不利な内枠を覆して16万馬券演出
  5. 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ殴り込み!? 妹は『ウマ娘』藤田晋オーナーが1億円超で落札の血統馬
  6. 田原成貴「頭がお花畑」安藤勝己「最悪の負け方」元JRA騎手の大物が酷評…大一番で弱点露呈のシュトラウス、有馬記念のT.マーカンドに不安の声?
  7. 「6戦合計40馬身差」“川崎のヤマニンウルス”がついに中央へ? 【日本ダービー】「過去20年連対ゼロ」の苦戦でも今年はG1級!?  ドゥラメンテ「最後の大物」出現なるか。「伝説」の最終世代をピックアップ【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  8. 【日本ダービー(G1)展望】無敗ジャスティンミラノに死角なし!? 2着2回の戸崎圭太は10度目の挑戦で戴冠なるか
  9. 17年ぶり歴史的快挙へ「絶対王者」サンデーレーシングが描いたシナリオ。異例の牡馬クラシック登録はレガレイラとチェルヴィニアの2頭のみ
  10. 新種牡馬サートゥルナーリア産駒「超大物候補」がいきなりデビュー!?「名牝シーザリオ伝説」新章へ…注目2歳馬ピックアップ