真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.06.17 16:55
JRA宝塚記念(G1)「批判覚悟」北村友一が語る大阪杯の勝因!! 「自己ベスト」覚醒したアルアインが「ノーステッキ」でG1連勝!?
編集部
アルアインに、そして北村友一騎手にとっても嬉しい大阪杯(G1)制覇から約2カ月。23日に阪神競馬場で行われる宝塚記念(G1)で、勢いに乗るコンビが再び「最強」を証明する。
前走の大阪杯は、アーモンドアイやレイデオロが不在だったもののG1馬8頭が集う豪華メンバー。2年前の皐月賞(G1)以来、勝ちに恵まれないアルアインは14頭立ての9番人気に甘んじていた。
しかし、好位からエポカドーロやキセキを見るような形で脚を溜めたアルアインは、最後の直線で各馬が馬場の外へ持ち出す中、インを強襲。エポカドーロをかわし、キセキと並ぶようにして先頭に躍り出ると、同じように内から伸びてきたワグネリアンの猛追をしのいでG1・2勝目を飾った。
1着から5着までが0.2秒差にひしめく大接戦。混戦を断ったのは、アルアインの特徴を読み切った北村友一の会心の騎乗だった。
「内目の好枠を活かした道中も見事でしたが、何と言っても特筆すべきは最後の直線。上位馬がしのぎを削る大混戦の中、北村友一騎手はあえてアルアインにムチを打たない『ノーステッキ戦法』でアルアインを気分よく走らせ、最大限の実力を引き出しました。
仮に、敗れていれば『何故、ムチを使わなかった?』と批判されてもおかしくない判断。G1の大舞台でセオリーを無視した大胆な試みでしたし、非常に勇気のいる決断だったと思います。あれは騎手の力による勝利ですよ」(競馬記者)
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛