GJ > 競馬ニュース > 宝塚記念(G1)アルアイン  > 2ページ目
NEW

JRA宝塚記念(G1)「批判覚悟」北村友一が語る大阪杯の勝因!! 「自己ベスト」覚醒したアルアインが「ノーステッキ」でG1連勝!?

【この記事のキーワード】, , ,

 2年前の皐月賞を勝って以降、10戦して【0.3.2.5】。掲示板を外したのは距離が長すぎた菊花賞(G1、7着)だけという一方、あと一歩勝ち切れない競馬が続いた。

 一体、どうすれば相棒を勝たせることができるのか。北村騎手が考えたのは、アルアインの「気持ち」を最大限重視することだった。

 レース後「追い出したときの反応は抜群に良くて、ただ坂を上った辺りからもともとフワッとするクセがあるので、少しソラを使いながら脚色が鈍ってしまった。そこでも気持ちだけは害さないように、ステッキをあえて入れないように。あとはもう『なんとか、しのいでくれ』と願って追っていました」と勝因を語っている。

「馬がソラを使った場合、騎手は直ちにムチを入れて叱咤するのが一般的。しかし、アルアインはそれをすると、さらにへそを曲げてしまうことを北村騎手は理解していたんでしょうね。

北村騎手が大阪杯以前にアルアインの手綱を執ったのは、昨年の天皇賞・秋(G1)。4着に敗れたレース後『相手が強かった中、集中力を欠きながらも頑張ってくれた』とコメントしていました。

この時はまだムチを使っていましたが、すでにアルアインの気性面の課題を問題視していたのは間違いないでしょう。大阪杯は、その課題を見事にクリアした結果。今回も場合によってはノーステッキで勝つシーンが見られるかもしれませんよ」(別の記者)

 栗東の坂路で行われた1週前追い切りでは4ハロン50.8秒、ラスト12.6秒で自己ベストを更新。「太目残りを解消するため」(陣営)ハードな内容になったが、久々にG1を勝った充実ぶりを見せつけている。

 北村騎手の勇気ある決断で「覚醒」したアルアイン。今回は大阪杯のメンバーに同世代のダービー馬レイデオロが加わるが、今ならまとめて負かす可能性もあるはずだ。

JRA宝塚記念(G1)「批判覚悟」北村友一が語る大阪杯の勝因!! 「自己ベスト」覚醒したアルアインが「ノーステッキ」でG1連勝!?のページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?
  2. 【オークス】「実質未勝利勝ち」4頭参戦にトライアル組は貧乏クジ? 優先出走権も事実上の無意味…トップクラスの参戦見送りに泣いた陣営と笑った陣営
  3. G2降格ひとまず回避も「微妙な立ち位置」に変わりなし?キングカメハメハ、ディープスカイがダービー馬も…「役割を終えた感」を拭えないNHKマイルC
  4. 武豊「クラシック好走」の実力牝馬と新コンビ結成! 最多勝利新人騎手にも輝いた「かつてのホープ」が2度目の降板に
  5. 【ヴィクトリアマイル】ソダシ、ソングライン、ナミュールの激走を見抜いた“マイル三冠王”が今年も完全制覇へ自信の一手!マスクトディーヴァの取捨は?
  6. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  7. 35年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  8. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  9. 「プチ炎上」斎藤新の裏で踏んだり蹴ったりの苦労…三浦皇成を襲ったすれ違いの春、「C.ルメールの復帰」も関東のベテランにダメージ直撃か
  10. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り