JRA「大物感」グランアレグリア弟・ブルトガング今週デビュー! C.ルメール騎手「2000m以上も……」来年のクラシック見据える
「今週末22日(土)の東京・芝1800mのデビューが予定されているようです。姉のグランアレグリアと比べれば、少しおっとりしたタイプ。姉と比べて『初戦から』というタイプではないかもしれませんが、その分距離の融通は利きそうです。
また、どうやら1週前追い切りでは負荷が足りないと判断したのか、その後も”おかわり”の追い切り。2日後の14日に坂路で4ハロン57.3秒、ラスト13.8秒。16日にもウッドで5ハロン68.8秒と時計を出しており、デビュー勝ちに対する意欲的な姿勢がうかがえます。
手塚調教師は『脚長でストライドが大きいし、手綱をプッシュしながらエンジンがかかるような感じ』と少しエンジンの掛かりが遅いことを気にしていたようですが、直線の長くて広い東京コースなら問題ないでしょう。いい内容を期待したいですね」(競馬記者)
また姉は470kg程度だったが、こちらは牡馬らしく500kgを超える雄大な馬体。姉は桜花賞を勝つなど、早くからハイ・パフォーマンスを見せているが、母タピッツフライは4歳6月が初G1(ジャストアゲームS)。奥のある成長力も期待できそうだ。
「メンバー的にも、素質馬が揃った翌日阪神の芝1800mに比べれば楽なところ。他には新種牡馬エピファネイア産駒のジェイケイエピファや、調教の動きが良いラインストーム辺りが注目されていますが、1番人気は譲れないところでしょう。
出走馬は14頭程度と少し多くなりそうですが、勝てば来年のクラシックに向けて注目の一頭になりそうです」(別の記者)
姉のグランアレグリアはデビュー戦で後の2歳女王ダノンファンタジーに快勝し、一気にクラシックの本命候補に躍り出ると、続くサウジアラビアRC(G3)も快勝。朝日杯フューチュリティS(G1)では、牡馬相手に1番人気に支持された。
果たして、弟はどういったパフォーマンスを見せるのか。素質馬が続々デビューし、早くも来年のクラシックが熱を帯びようとしている。
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