真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.12.03 16:52

JRA新馬「大暴れ勝利」オルフェーヴル後継者(?)現る! 「直線激ヨレ」「掛かり放題」に大器の予感?
編集部

「オルフェーヴルを思い出させる直線でした」
鞍上を務めたW.ビュイック騎手は疲れた様子でレースを振り返りつつ、金色の暴君の名前を口にした。
2日の中山第6Rのメイクデビュー中山(芝2000m)でシェドゥーヴル(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎)が快勝ならぬ”怪勝”をあげた。
シェドゥーヴルは父に3冠馬オルフェーヴル、母はバレリーナS(米G1)など重賞を5勝したヒルダズパッション。半兄にはアメリカで芝とダート両方のG1競走を勝利するなど目覚ましい活躍を見せるヨシダがいる。
絵に描いたような良血で早くから大きな期待がかけられていたシェドゥーヴル。鞍上が好調のビュイック騎手ということもあり、レースでは当然のように一番人気に支持された。ゲートの中からうるさいところを見せたシェドゥーヴルは、キレイなスタートを切れずに5、6番手でレースを進める。そして、向正面で突如掛かって外から進出を開始。ビュイック騎手が手綱を絞るのも気にせずにあっという間に先頭に立ってしまう。
そして直線を迎えたシェドゥーヴル。ここから後続を突き放すべく、ビュイック騎手が追ったところで悪癖が出る。大きく外にヨレて他馬と接触しそうになりながらも、さらに外に向かってしまった。ビュイック騎手もあわや落馬寸前になるほど態勢を崩したのだが、なんとか持ち直してレースに復帰。その後、打たれた左ムチに鋭く反応すると最後は非凡な伸び脚を見せ、ライバルたちに大迷惑をかけつつも勝利を飾った。
PICK UP
Ranking
23:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客