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JRA「注目新馬」重鎮キングカメハメハ産駒の大物登場! 3場開催で熱戦展開

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 6月といえば新馬のデビュー時期。「新馬開幕週」は、ディープインパクト産駒のリアアメリアが後続に8馬身差をつけて圧勝。早くもクラシック候補とその素質の高さを評価されている。

 そして今週も、来年のクラシックを見据える若駒が続々とデビューを飾る予定だ。今回は、その1戦で注目を集める素質馬たちを紹介しよう。

 今週は東京競馬場、阪神競馬場、函館競馬場でレースが行われるが、15日(土)は、函館でのみ芝の新馬戦が開催予定だ。

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函館競馬場 第5R 2歳新馬(芝1000メートル)

 新潟競馬場とは違い、コーナーを回る1000メートル戦。過去には09年の高松宮記念(G1)を制するなどスプリント戦線で活躍したローレルゲレイロなどがここからキャリアをスタートさせている。

 ここで熱視線が送られているのが、アーマーバローズ(牡2歳、栗東・上村洋行厩舎)だ。

 父は今年から産駒がデビューするカレンブラックヒル。母は現役時代スプリントを得意としたノアウイニング、母父クリプティックラスカルという血統を持つ。

 寺倉助手は「バネのある走りで初戦から楽しみ」と期待をかける。当初は翌日の1200メートル戦を予定していたが、こちらに変更。鞍上は四位洋文騎手が務める。

 ”バローズ”の名からも分かる通り、馬主は今年のダービー馬・ロジャーバローズも所有する猪熊広次氏。今年も”バローズ”がクラシック戦線をわかせるのだろうか?

 対抗はキンシャサノキセキ産駒のレッドヴェイパー(牝2歳、栗東・安田隆行厩舎)。調教で動きがいいと評判。また短距離王ロードカナロアを管理した安田厩舎とあって、スプリント戦の調整はお手の物だろう。

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