真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.05.26 14:10

JRA・3歳新馬戦「廃止」の可能性!? 降級制度廃止に続き”弱者イジメ”加速に、中小生産界から嘆きの声……?
編集部

どうやら近い将来「3歳の新馬戦が廃止になる」可能性があるようだ。血統評論家として高名な水上学氏が『競馬の天才』(メディアボーイ)の6月号で明かしている。
馬は毎年の年始に1つ年齢が上がるので、2歳を得た馬たちにとっては、翌年1月以降の新馬戦がなくなるということだ。つまり、3歳デビュー馬は基本的に未勝利戦からスタートということになる。
この背景には、近年ずっと問題視されてきた3歳新馬戦の除外ラッシュがあるのは間違いない。3歳デビューを目指す馬たちが、思うようなレースを使えない現状にJRAが打開策を施したというわけだ。
「この時期の未勝利戦が各競馬場で4、5レースずつあることに対して、新馬戦は1、2レースしか行われないことが除外ラッシュの原因になっていました。しかし、3歳新馬戦が廃止となり、その分未勝利戦がさらに増えることで除外が集中する状況は緩和されると思います」(競馬記者)
ただ水上氏曰く、この改革は「出走」という目的自体にはメリットがある一方、全体の競走馬レベルのバランスについては、さらに中小牧場を始めとした”弱者”が虐げられる結果になるという。
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬