真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.07.31 17:50

JRA「舞台最高」メールドグラースはトップハンデも怖くない!? 小倉記念(G3)で中距離G1戦線殴りこみの準備へ
編集部
遅咲きなのは父ルーラーシップの影響もありそうです。ルーラーシップの代表産駒キセキは3歳時に菊花賞(G1、芝3000メートル)を制していますが、超のつく道悪が有利に働いたと見るべきかもしれません。本格化したのは4歳になった昨年の秋で、ジャパンC(G1、芝2400メートル)ではアーモンドアイの2着に好走しました。
ジャパンCは世界レコードでの決着でしたが、レースとしては持続力勝負です。タイムの速い遅いに関係なく、メールドグラースも瞬間の切れ味よりもパワーを生かせる舞台でこその馬なのでしょう。新潟大賞典と鳴尾記念を相対的に速い上がりで勝ってはいますが、スパッと切れるというより、じわじわと長くいい脚を使っています」(同)
小倉記念の上がり3Fは35秒台が多く比較的時計がかかる。つまり、持続力勝負になりやすい。ならば、メールドグラースにとってうってつけのレースと言える。たとえ57.5キロのトップハンデでも馬券から外すのは無謀なようだ。
キタサンブラックを猛稽古で鍛え超一流馬に育てた清水調教師は、メールドグラースについて「(小倉記念で)結果を出して秋は大きいところを狙いたい」と野望を語る。G3を2連勝しながら、あえてG3で重賞3連勝を目指すのは、実戦でもう一回りのスケールアップを狙ってのことだろう。
アーモンドアイ、レイデオロ、キセキ、ダノンプレミアム、ワグネリアンなどなど、中距離G1レースでは強力なライバルが待ち構えている。メールドグラースがこれらの強豪と渡り合うためには、さらなるパワーアップが必要だ。秋に強豪たちと遜色なく戦えることを証明するための走りを小倉記念で見せてもらいたい。
PICK UP
Ranking
5:30更新キタサンブラックは「本当に落鉄していた」のか? 決定的な「証拠写真」と共に3つのメディアが示した見解と真相
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA・M.デムーロ「新築豪邸欠陥トラブル」? オークス勝利も屋上プールの水漏れが深刻。修理資金はダービーで稼ぐ?
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 【ホープフルS】“クロワデュノールなんて目じゃない!”今年最後のG1!冬の中山で走る穴馬の法則、名門調教師絶賛の穴馬!