GJ > 競馬ニュース > 【セントライト記念(G2)展望】  > 2ページ目
NEW

【セントライト記念(G2)展望】無敗ザダルVS未完の大器ルヴォルグ! 重賞勝ちリオンリオン、ニシノデイジーら実績組が意地を見せるか

【この記事のキーワード】, , ,

そんなルヴォルグと並ぶ大器と言われているのが、プリンシパルSを勝ったザダル(牡3歳、美浦・大竹正博厩舎)だ。

果たして、どこまで強いのか。マイナーなトーセンラー産駒ということもあり、デビュー戦から7番人気の低評価だったザダルだが、その評価を覆す逃げ切り勝ち。さらには続く500万下、そしてプリンシパルSと、ここまで負け知らずの3戦3勝である。

しかし一方、その着差は3戦ともクビ差の接戦。ギリギリの勝ち上がりだが、無類の勝負強さを持っているともいえる。

本来なら日本ダービーにも出走していたはずの存在だが、今年は悪天候のためにプリンシパルSが順延になったことで、陣営は大事を取ってダービー回避を決断。無敗の大器ザダルが、満を持してクラシックへの階段を登る。

【セントライト記念(G2)展望】無敗ザダルVS未完の大器ルヴォルグ! 重賞勝ちリオンリオン、ニシノデイジーら実績組が意地を見せるかの画像3

実績No.1として、このメンバーには負けられない。重賞2勝のニシノデイジー(牡3歳、美浦・高木登厩舎)が3つ目のタイトルを狙っている。

2歳時には札幌2歳S(G3)、東京スポーツ杯2歳Sと重賞を連勝。暮れのホープフルS(G1)でも3着と、クラシック路線の有力候補だったニシノデイジー。しかし、1番人気で迎えた弥生賞(G2)で4着に敗れると、続く皐月賞(G1)では17着に大敗。早熟説も浮上していた。

しかし、前走の日本ダービーでは後方から、上がり3ハロン第3位の末脚で久々にこの馬らしい走り。5着に健闘し、復活を印象付けた。始動戦となるセントライト記念では頭一つ抜けた実績だけに、負けられないレースになりそうだ。

【セントライト記念(G2)展望】無敗ザダルVS未完の大器ルヴォルグ! 重賞勝ちリオンリオン、ニシノデイジーら実績組が意地を見せるかの画像4

貴重な経験を経たランフォザローゼス(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)は不気味な存在だ。

春は青葉賞2着から日本ダービーに出走。7着に敗れたが、見せ場のある競馬だった。そんなランフォザローゼスは8月の札幌記念(G2)で一足早く始動。凱旋門賞(G1)出走を目指すブラストワンピースら一流古馬との初対決となったが、道中で位置取りを下げる不利もあり、14着に大敗している。

しかし、札幌記念の結果が、そのままこの馬の力でないことは明らか。一流古馬に揉まれた経験は、ここでは小さくはないアドバンテージ。叩き2走目で変わってくるか。

他にも弥生賞馬のメイショウテンゲンや、すみれS(OP)勝ちのサトノルークス、3連勝中のオセアグレイト、同じく連勝中のレッドサイオン、高い素質を見せるサトノラディウスなど、伏兵陣にも大きな差はない。

菊花賞の優先出走権を得て、最後のクラシック一冠へ駒を進めるのは実績組か、上がり馬か。セントライト記念は16日(月)、中山競馬場で15時45分に発走を迎える。

【セントライト記念(G2)展望】無敗ザダルVS未完の大器ルヴォルグ! 重賞勝ちリオンリオン、ニシノデイジーら実績組が意地を見せるかのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  8. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!