GJ > 競馬ニュース > 【セントライト記念(G2)展望】
NEW

【セントライト記念(G2)展望】無敗ザダルVS未完の大器ルヴォルグ! 重賞勝ちリオンリオン、ニシノデイジーら実績組が意地を見せるか

【この記事のキーワード】, , ,

【セントライト記念(G2)展望】無敗ザダルVS未完の大器ルヴォルグ! 重賞勝ちリオンリオン、ニシノデイジーら実績組が意地を見せるかの画像1

16日には、中山競馬場で菊花賞トライアルのセントライト記念(G2)が行われる。翌週の神戸新聞杯(G2)と比較すると、やや小粒なメンバーとなったが、その分上がり馬にもチャンスがある面白いレースになりそうだ。

上位拮抗ながら、中心には実績組のリオンリオン(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎)を挙げたい。

初勝利までに3戦を要するなど、元々勝ち味が遅い馬だったが、逃げる競馬を覚えて素質開花。出世レースの大寒桜賞(500万下)を逃げ切ると、重賞初挑戦となった青葉賞(G2)も逃げ切ってダービー切符を掴んだ。

しかし、日本ダービー(G1)を前に主戦の横山典弘騎手がまさかの騎乗停止。本番では、息子の武史騎手を背に果敢にハナに立ったが15着に大敗した。

今回は鞍上も主戦に戻り、仕切り直しの一戦。マークされることは承知の上だが、ここは堂々と逃げ切って再び存在感を示しておきたい。

【セントライト記念(G2)展望】無敗ザダルVS未完の大器ルヴォルグ! 重賞勝ちリオンリオン、ニシノデイジーら実績組が意地を見せるかの画像2

そのリオンリオンにリベンジしたいのが、評判馬のルヴォルグ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)だ。

2歳秋には、東京スポーツ杯2歳S(G3)で1番人気に推されたほどの逸材。しかし、スタートで出遅れると、最後方からのレースを強いられて惨敗……高い素質に恵まれながらも、脆さを見せた敗戦だった。

その後の大寒桜賞では、リオンリオンに逃げ切りを許す痛恨の敗戦。クラシック出走が危うくなると、プリンシパルS(OP)でも最後の直線で不利を受け、6着に敗れている。

しかし、立て直された前走の500万下では、スタートでやや立ち遅れながらも2馬身半差の完勝。競馬ぶりはまだまだ幼い面が残るが、力はここでも十分に通用するはずだ。

【セントライト記念(G2)展望】無敗ザダルVS未完の大器ルヴォルグ! 重賞勝ちリオンリオン、ニシノデイジーら実績組が意地を見せるかのページです。GJは、競馬、, , , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 三浦皇成「これはモノが違う」悲願のG1初制覇が目前で霧散…「今後、ダート界を引っ張る馬になってほしい」宿敵レモンポップへ1年越しの挑戦状
  3. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  4. 【NHKマイルC】C.ルメール「一鞍入魂」アスコリピチェーノと必勝態勢!オークス、日本ダービーも騎乗馬決定か…シックスペンスとはコンビ解消
  5. 藤田菜七子「日本ダービー騎乗」は幻に!? 武豊シュガークン×エコロヴァルツ「究極の二者択一」ダービー鞍上問題はスピード決着
  6. 【天皇賞・春】「横山典弘マジック」に翻弄された敗戦の弁?大敗でも爪痕残した名手の存在感…テーオーロイヤル、ディープボンドの好走にヒント
  7. 【オークス】石川裕紀人が滑り込みでラストチャンスをゲット!?血統的に距離延長歓迎の穴候補に浮上…カワカミプリンセス、カレンブーケドールに続けるか
  8. 「信じた俺がアホ」天皇賞・春(G1)大本命テーオーロイヤル優勝も「自信の1点勝負」は空振り…藤田伸二氏が前夜に感じ取っていたドゥレッツァの危険な前兆
  9. 【天皇賞・春】ドゥレッツァでもタスティエーラでもない光明!? レベル疑問の4歳世代に「惑星ステイヤー候補」が登場
  10. 日本ダービー馬は運が良いだけ!? 天皇賞・春(G1)J.モレイラ「完璧騎乗」もタスティエーラ惨敗の絶望感…G1「2勝以上」上積みは2007年ウオッカが最後