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JRA・C.ルメール凱旋門賞「勝てたら引退します」宣言!? 13年越しの思い、底知れない天皇賞馬フィエールマンに自信

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 先週のスプリンターズS(G1)は、まさにC.ルメール騎手の技が光ったレースだった。

 前残りの傾向が強かった中山競馬場。騎乗馬のタワーオブロンドンは生涯屈指の好スタートを決めた。誰もが前に着けたくなるところで、ルメール騎手は激化する先行争いを避けるように中団まで下げ、最大のライバルだったダノンスマッシュをマークした。

「ダノンスマッシュをマークしたかった。でも、(インコースにいた)彼のポジションがあまり好きではなかったので、外に行きました」

 レース後、ルメール騎手がそう『Number Web』の取材に答えているように、ダノンスマッシュを見るような形からライバルに先んじて外から進出を開始。最後の直線では被せるように、相手の進路を奪うと、そのアドバンテージをゴールまで活かし切った。

「僕は今日から(凱旋門賞に参戦するため)フランスに行きます。飛行機のなかでゆっくり眠れそうです」

 会心のレースに、最高の気分での“母国凱旋”となるルメール騎手。そんなフランス人ジョッキーが、凱旋門賞でコンビを組むのが、今年の天皇賞・春(G1)で2つめのビッグタイトルを手にしたフィエールマン(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)だ。

 昨年の菊花賞(G1)で初コンビを組むと、いきなりG1制覇。間隔を開けて使わなければならない弱点はあるものの、天皇賞・春を制したことで、日本でも指折りの存在に数えられるようになった。何よりも7戦4勝で馬券圏内100%という、底知れないスケールが魅力的だ。

 今度こそ、世界の頂点に手が届くのか――。ルメール騎手にとって母国の最高峰となる凱旋門賞は、「何が何でも勝ちたいレース」だという。

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