GJ > 競馬ニュース > シェーングランツ「一変」!?
NEW

武豊シェーングランツ「一変」秋華賞(G1)に向け馬体急成長!? 世界的良血の進化やいかに

【この記事のキーワード】, ,

武豊シェーングランツ「一変」秋華賞(G1)に向け馬体急成長!? 世界的良血の進化やいかにの画像1

 

 13日(日)に開催される秋華賞(G1)。その牝馬3冠最終戦に世界的良血・シェーングランツ(牝3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が出走を予定している。

 シェーングランツは、昨年のアルテミスS(G3)を後方から差し切って優勝。その後は阪神JF(G1)で4着と掲示板を確保した。

 今年に入ってからは、チューリップ賞(G2)で5着。桜花賞(G1)では早い流れに脚をためることができずに9着。そしてオークスでは最後の直線で外に出され、そこからくるかと思いきや、脚が伸びずに7着に終わっていた。

 懸けられた期待に応えられないでいたシェーングランツは、今回の秋華賞でも伏兵扱いだ。

 だが、現役時代は名伯楽としてならした鈴木康弘元調教師が、「スポニチ」のコラムで、東京五輪体操競技の金メダリストであるベラ・チャスラフスカ選手になぞらえ、『今春とは見違える、華麗なる変身ぶり』『馬体を見れば、キ甲が伸びている。それに伴って首差しに力強さが加わりました。腹周りも今春以上にふっくらしている』などと大絶賛。にわかに注目度が上昇している。

「今夏は山元トレセンに放牧に出されていたみたいですね。津曲調教助手も『春より馬体がひと回り成長して体もしっかりしてきた』とその成長を語っています。

 シェーングランツは今年の始動戦だったチューリップ賞では馬体重が472キロだったのですが、桜花賞では462キロ、オークスでは458キロと減らし続けるなど、ひ弱さが目立ちました。ですがひと夏を超えてそれも解消しつつあるようです。世界的良血ですし、ここで一変してもおかしくはないでしょう」(競馬誌ライター)

 さらに藤沢調教師も『スポーツ報知』の取材に「春までは姉ほどのたくましさがなかった」と明かしたが、「馬が良くなった今なら流れに乗れていい」と目を細める。

「オークスでは万全ではなかった状態で上がり3位の34秒8の脚を使って、勝ち馬から0秒7差。また今回有力視されているクロノジェネシスとは0秒3差、ダノンファンタジーとも0秒2差です。展開が向けば逆転も不可能ではないのでは。

 秋華賞は流れることが多く比較的差しが決まりやすいレースです。これまでのように最後方からでは厳しいかもしれませんが、中団で運ぶことができれば、面白いと思います。ちょっと包まれるのを嫌がる傾向もあるようなのでなるべく外の枠を引くことができれば、チャンスはあるでしょう」(競馬記者)

 秋華賞でシェーングランツの末脚が爆発する!?

武豊シェーングランツ「一変」秋華賞(G1)に向け馬体急成長!? 世界的良血の進化やいかにのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……