GJ > 競馬ニュース > 大活躍に福永祐一「覚醒」の予感
NEW

「こんな福永を待ってた!」先週の大活躍に「覚醒」の予感! 今週も福永祐一騎手への『追い風』が止まらない

【この記事のキーワード】, ,
fukunagayuuichi0325.jpg福永祐一騎手とリアルスティール(競馬と景色の写真集より)

 先月27日に復帰した福永祐一騎手(栗東)のエンジンが、いよいよ本格的に掛かってきたようだ。

 昨年10月の落馬事故から復帰後は3週で6勝だったが、先週の3日間開催で一気に7勝の固め打ち。それも重賞2勝を挙げる大活躍だった。

 しかもただ勝ち星を量産しただけでなく、シュヴァルグランで早め先頭から押し切った阪神大賞典(G2)、さらにはエンジェルフェイスで果敢にハナを奪いに行って逃げ切ったフラワーC(G3)と内容も秀逸の一言。

 普段はどちらかと言えば慎重で、冷静な騎乗が目立つ福永騎手からはあまりイメージできない積極的なレース運びに、ネットユーザーも「さすが福永」「普通に上手いな」「こんな福永を待ってた!」など絶賛の嵐。

 昨年も10月の落馬事故さえなければリーディング確実と言われていた実力者だけに「完全復活」を印象付ける発言も多かったが、先週の騎乗は従来の福永騎手のイメージを大きく超えるインパクトだったらしく「覚醒した」という声さえ聞かれたほどだった。

「落馬当初は今年4月から復帰という話もありましたが、本人の努力と騎乗馬の都合で1か月程度早まった経緯があります。ただ、ここにきて勝負勘だけでなく、コンディションの面でも完全に戻ってきたようですね」(競馬記者)

 さらに関係者が言うには、今週26日にドバイターフ(G1)の出走が予定されているリアルスティールを降ろされたことが相当悔しく、それが発奮材料になっているとのこと。何事も一流の人間は「転んでもタダでは起きない」とよくいわれるが、福永騎手もそんな気持ちの強さを持ち合わせているのかもしれない。

 そして、今週になって福永騎手にさらなる”追い風”が吹いている。

 まず、26日の日経賞(G1)で有馬記念の2着馬サウンズオブアースの代打騎乗が決まると、27日の高松宮記念(G1)では素質馬ビッグアーサーの騎乗が決定。一気にエンジン全開で重賞連勝の機運が高まってきた。

 それだけではない。今週21日に「高松宮記念の大本命」と言われていた香港馬エアロヴェロシティが、疝痛のためにレースの回避が発表された。さらには23日、有力馬の一頭だったダンスディレクターも、左前脚の歩様の乱れからの回避が発表された。

 相次ぐ有力馬の回避により、騎乗馬のビッグアーサーが一躍本命候補に躍り出たのだ。

「こんな福永を待ってた!」先週の大活躍に「覚醒」の予感! 今週も福永祐一騎手への『追い風』が止まらないのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  4. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!