真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.09.15 07:55

スマートオーディン放牧の「痛さ」 是が非でも乗りたかった「波」とは?
編集部

今年のハイレベル3歳世代の中でも「未知数」な部分が多く、秋の活躍が期待されたスマートオーディンが脚元の疲れを理由に放牧となった。これにより、秋初戦に予定されていた毎日王冠、その後の予定に関してもすべて「白紙」となってしまった。
スマートオーディンといえば、春の日本ダービー後間もなく、それまで管理していた松田国英厩舎から池江泰寿厩舎へ「転厩」となったことでも話題に。松田調教師とオーナーの間でローテーションなどをめぐる”亀裂”もウワサされている。
これまでオルフェーヴルなど強豪馬を多数管理してきた池江厩舎で心機一転、といきたかった中での放牧。これにはオーナーも厩舎も、ファンもショックは大きかったに違いない。
スマートオーディンは東スポ2歳S、毎日杯、京都新聞杯とすでに重賞を3勝しているが、その能力はまだはかりかねる部分も多い。日本ダービーでは上位に差をつけられ敗れたものの、2400mという距離が問題で本質的にはマイル~中距離が好舞台であるという声が大半だ。父が2010年NHKマイルCを制覇したダノンシャンティであることを鑑みても、その可能性は低くないだろう。
毎日王冠→天皇賞・秋というローテーションを組んだ時、スマートオーディンがどのようなレースを見せるのか。同馬の切れ味鋭い末脚がその舞台にはまれば、一気に秋の「台風の目」となる可能性も十分だっただけに、順調にいかなかったのは痛いだろう。
それだけではない。スマートオーディンは、今乗るべき「波」に乗れなかった……。
PICK UP
Ranking
11:30更新「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……