真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.11.09 14:56
JRA武豊「警鐘」空しくジャパンC(G1)「外国馬ゼロ」で意義消失……日本競馬が「世界から否定された日」と、「的外れ」なJRA理事長の見解
編集部
外国馬がジャパンCを敬遠するようになった最大の理由は、述べるまでもなくガラパゴス化された日本の超高速馬場にある。
昨年のジャパンCではアーモンドアイが2:20.6という驚愕の世界レコードを樹立。日本だけでなく、世界のホースマンにも衝撃を与えた。
だが、そんな賑わいの傍らで、日本で最も世界を知るホースマン武豊騎手は自身の公式ホームページを通じて「こういう速い馬場を設定すると、外国馬がジャパンCからますます遠のいてしまうという側面もきっとある」と警鐘。
12月に行われる「香港の国際競走の賑わいと比較してしまうと、これでいいのかなとも思ってしまいます」と世界基準とは大きくかけ離れた”超高速時計”で決着する今のジャパンCに不安を示していた。
そんなレジェンドの懸念も空しく、ついに「外国馬ゼロ」という存在意義消滅の時を迎えたジャパンC。目先の時計のインパクトだけを追い続けた日本競馬が、その“ツケ”を支払う時が来た。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛