真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.01.05 12:08
JRA理事長「そこじゃない」見解に落胆の声……意義消失ジャパンC改善案に”世界最悪”の「高速馬場」黙殺
編集部
昨秋、アーモンドアイによる世界レコード大幅更新に揺れたジャパンC(G1)。だが、その一方で、外国馬の出走がわずか2頭に留まるなど、年々国際レースとしての意義を失いつつあることが懸念されている。
「世界に負けない馬づくり」をテーマに1981年に創設されたジャパンC。日本が世界に誇る国際レースとして、これまで外国馬と日本馬による戦いの歴史が刻まれてきたが、近年は日本馬が12連勝するなど一方的な結果が続いている。日本馬のレベルアップは純粋に喜ばしい限りだが、「ワンサイドの要因」が決してそれだけではないことは、競馬を多少なりとも齧っている者なら誰もが知っているところだが……。
その上で、競馬の主催者であるJRAの後藤正幸理事長は、国際レースとして”敗者”になりつつあるジャパンCの現状へ、どういった見解を持っているのか――。3日に掲載された『スポニチ』のインタビューで応えている。
詳細は本紙を目にして頂きたいが、後藤理事長は昨年のジャパンCに外国馬がわずか2頭しか参戦しなかった事実などについて「それでいいんだという気はありません」と、改めて危機感を示している。
しかし「具体的な対策は?」という質問に対して、真っ先に挙げた「褒賞金制度のさらなる改善」という見解には、多くの競馬ファンから「そこじゃない」「結局、金か……」と落胆の声が集まっているようだ。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛