GJ > 競馬ニュース > 理事長「そこじゃない」  > 2ページ目
NEW

JRA理事長「そこじゃない」見解に落胆の声……意義消失ジャパンC改善案に”世界最悪”の「高速馬場」黙殺

【この記事のキーワード】, ,

「まさに『そこじゃない』ですよね……。実際にJRAは3年前に褒賞金制度の見直しを行っており、外国馬は出走するだけで10万米ドル(約1120万円)の褒賞金が支給されるという異例の待遇を設け、さらに一昨年にも褒賞金を従来の100万米ドル(約1億1200万円)から、200万米ドル(約2億2400万円)に倍増させています。

しかし、結果はご存知の通り2016年からの外国馬によるジャパンC参戦は3頭、4頭、2頭と効果は皆無といった状況……1頭も馬券に絡んでいないなど、低調な質も相変わらずです。この現実を踏まえてJRAの理事長が『褒賞金制度のさらなる改善』では、ファンが落胆するのも無理ないですよ」(競馬記者)

 無論、後藤理事長が「検疫や飼料輸入の問題は監督官庁も含めて政府との話し合いが必要」と語っている通り、JRAの意向だけでは簡単に改善できない問題もある。

 しかし、多くの海外陣営が日本遠征を敬遠する最大の原因が、世界とは大きくかけ離れた日本独特の「高速馬場」にあることは競馬ファンを始め、日本だけでなく世界の競馬関係者の多くにも”常識”として知られている事実だ。

「例えば、昨年末で引退したサトノダイヤモンドがフランスの凱旋門賞(G1)で大敗した際、池江泰寿調教師が『東京の2400mでやれば、(勝った)エネイブルよりウチ(サトノダイヤモンド)の方が強い。100%とは言い切れないけど、10回やれば9回は勝つ』と言ったのは、まさに現在の日本の馬場を象徴するような発言でしたね。

ただ、この発言を聞いた海外の競馬関係者が、果たして『東京の2400mのジャパンCに出走したい』と思うでしょうか……」(同)

JRA理事長「そこじゃない」見解に落胆の声……意義消失ジャパンC改善案に”世界最悪”の「高速馬場」黙殺のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 武豊を「激怒」させた地方騎手が心中を吐露……交流G1完全制覇を阻まれた「疑惑」のJBCレディスクラシック(G1)を振り返る
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  6. 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
  7. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA「致命的な不利」に武豊が検量室で怒り爆発!? 後のダービー馬を襲った「痛恨」アクシデント