
JRA福永祐一「騎乗停止」は「地雷」を踏んだから!? マイルCS・インディチャンプ、ジャパンC・ワグネリアン乗替わり悲劇に「あの騎手」の存在
9日、東京競馬場で行われた2歳未勝利戦(芝1800m)でソフトフルートに騎乗していた福永祐一騎手が、最後の直線で斜行。11月24日までの騎乗停止処分となった。
ソフトフルートは最後の直線で3番手に付けていたが、前を走るマイネルラクスマンに進路を塞がれたため、外側へ進路変更。結果的にレイコックアビーの進路を塞ぐ形になってしまい、レース後、鞍上の福永騎手には11月24日まで9日間(競馬開催4日間)の騎乗停止処分が下った格好だ。
この処分により、ジャパンC(G1)までの騎乗停止が決定。春のマイル王インディチャンプのマイルCS(G1)、最有力候補ワグネリアンのジャパンC(G1)で騎乗できなくなってしまった。
福永騎手にとっては、まさに痛恨のアクシデント。しかし、この判定に「疑問の声」が上がっている。
「レースを観ていたファンや関係者からは、マイネルラクスマンに騎乗していた『柴田大知騎手の騎乗に問題があったのでは』という声が聞かれています。
というのも福永騎手のソフトフルートは、前のマイネルラクスマンを内から交わそうとしましたが、マイネルラクスマンが内に切り込んだため、とっさに外側へ進路を切り替えました。レイコックアビーが被害を受けたのは、まさにその時で、アクシデントの発端はマイネルラクスマンにあるんですよね。
非常に微妙な判定ですが『福永騎手が騎乗停止で、柴田騎手がお咎めなしはおかしい』という関係者もいました」(競馬記者)
記者の話した通り、最後の直線でグレイスフルダンスと併せ馬になっていた柴田大騎手のマイネルラクスマンが外側へ逃避。
その直後を走っていた福永騎手のソフトフルートが、その2頭の隙間に割って入ろうとしたところ、柴田大騎手がマイネルラクスマンに左ムチを入れて内側へ切り込んだために、福永騎手が手綱を引っ張るシーンも……。
とっさに外へ進路を切り替えたが、レイコックアビーの進路を塞ぐ形になったというわけだ。確かに、福永騎手にとっては、やや気の毒な判定にも見えるが……。
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